Scribble at 2022-11-08 17:28:16 Last modified: 2022-11-08 17:42:32

Windows タブレットで PDF のテキストを読んでいると、とにかく Adobe Reader DC だか Acrobat DC だか、しょっちゅう名称を微妙に変えるからいちいち覚えてなんかいない PDF リーダが重くて困る。頻繁に操作が止まるし、わずか数メガバイトの文書ですら開いたり閉じるのに大袈裟な挙動を伴う。まったくもって、シェアにあぐらをかいた官僚的なプログラマが書いたソフトウェアというのは、クズとしか言いようがない。

でも、PDF というフォーマットがオープンとなって他の事業者や個人が自由にリーダーやビューアーを開発できるようになっても、なかなか強力な対抗が出てこない。最も動作が軽いとされている Sumatra PDF を入れてみたのだが、まず操作に慣れないうちはフルスクリーン・モードから戻る方法すらわからないので困惑させられたり(キーボードを接続して Ctrl + Alt + Del でもしない限り、ページ上で長押ししたメニューの他に復帰する手段がない)、上下のスワイプが連続したページ送りであるため、1ページごとのページ送りをするには左右にスワイプしなくてはいけないと気づくまで苦労させられる。

あと、Windows のタブレットだと右手で右下をスワイプしてると、割と頻繁に Windows のウィジェットが出てくるのが煩わしいんだよね。ていうかウィジェットの方を無効にした。コマンド・プロンプトでウィジェットを管理しているツールを > winget uninstall "windows web experience pack" という命令できれいに消してしまうのである・・・と思ったけど、このカレンダーってウィジェットじゃないんだな。いや、それどころか Windows 11 のスタート・メニューに入ってる「カレンダー」をアンインストールしても出てくるぞ。なんだこれ?

あと、Smatra PDF って、プレゼン・モードにすると、キャンセルして元の画面に復帰するメニューすら出てこなくなるんだよね・・・これ操作性が特殊な UI 設計で、学習負荷が高すぎるよ。なんで直感的に操作できるように作られてないんだろう。シンプルなのはいいけれど、逆にキーボードがないと何もできなくなってユーザビリティ的に詰んでしまう UI とか、ありえんだろう。シェアが少ないというのは、やはりそれなりに理由があるわけだ。

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