Scribble at 2023-04-03 19:18:51 Last modified: unmodified

最近になって、当サイトで掲示している僕の連絡先となるメール・アドレスを、何の変哲もない書き方で掲示するようにしてある。アンカー・タグで maito までは付けていないが、メール・アドレスをそのまま表記しているため、予想通り数日後には早々とスパムがやってきている。これまでに50通ていどは受信しており、記念として全てのメールを受信して保存している。もちろん「クソゴミ」と名付けたフォルダにだが。

もちろん、色々なスパム対策はやろうと思えばできる。「@」の代わりに「$」としておき、「ドル・マークをアット・マークに換えてください」とかなんとか注釈するのは、いまどき高校の「情報」科目を教えている側のヘタレ高校教員ですら考えつくだろう。あるいは画像テキストを表示するとか、JavaScript でわざわざ復号してから DOM に展開するとか、まぁ何でも好きなことをすればいいわけだが、正直なところスパムなんて思ったほど大量にやってくるわけでもないし、他人にスクレイピングされて奪われようと困るようなものでもあるまい。知られて困るなら、そもそも何らかの方法で(ロボットが画面を「見て」パターン認識するという手段もあるのだし)公に表示しようとすること自体が矛盾している。よって、来たものをどうやって適切にフィルタリングするかだけを考えたらいいのではないか。Eimei 氏の Spam Mail Killer や、いま使っている Eimei Antispam といった、非常に優れたソフトウェアを使ってきて、そういう感想しかない。これは、情報セキュリティの暗号論という分野でも技術やアルゴリズムを隠したところで大した防衛にはならないという点で、同じように言えるだろう。

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