Scribble at 2022-07-18 08:32:51 Last modified: 2022-07-18 11:01:29
妄想だけでものを書いてる素人「メディア」にはわからんだろうけど、世の中で日本郵便を現実に利用してる人たちの経験は、僕を含めてこの記事の内容とは相当にかけ離れているよ。もうすでに日本郵便のパフォーマンスは、名実ともに「後進国」の事業者と言ってふさわしいものとなっている。上記はアマゾンで古本を購入した一例だが、古本業者から数百円の品物を買っているため、もちろん「発送」そのものに数日かかるのはいい。たかが数百円の古本を当日に発送しろなんて誰も言わない。でも、最初にアマゾンで掲載されていた到着予定日(19日到着)とは随分と違うし、いくら上記のように土曜は配達しない(もちろん日曜は休みなので配達されないのは分かる)とか1日遅らせるという事情があるにしても、日本国内で発送した荷物が到着までに1週間もかかるというのでは、冗談抜きで飛脚に運ばせてるのかと言いたくもなる。
これがディーセント・ワークなり労働法規に対するコンプライアンスの結果であるというなら、それはそれで理屈としては分かる。あるいは日本郵便の労働組合が再び力をつけてきたという事情でもよかろう。しかし、最初に約束した到着日と違うという〈嘘つき〉にはいかなる正当化も不能だろう。それはもはやビジネスや契約ではなく、近所のチンピラのおっさんに口約束でものを運んでもらうのと同じである。そのうち、到着するのかどうかさえ怪しくなってくるだろう。現に、日本郵便の社員が配達の途中で荷物を自宅へ持ち帰ったり無断で山の中で捨てたりしている事件が続々と起きている。
正直なところ、商品を注文する際に出品者がどこの配送業者を使うのか、あらかじめ分からないようになっていたり、他の EC サイトでは配送業者を選べるようになっているのにアマゾンでは選べないというのも、更にアマゾンでものを買う意欲を減退させる。ここ最近は、古本については「日本の古本屋」という古書店組合が運営しているサイトで au 決済に対応してくれるようになっているため、配送業者を最初から書いていたり、値段も(そして日本郵便を使ってるなら到着日が予測不能である点も)アマゾンと変わらない、こちらのサイトで買おうと思っている。