Scribble at 2018-07-13 13:42:43 Last modified: 2022-09-27 17:14:09

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1969年に竣工したという日本生命淀屋橋ビルは、既にテナントが退去して取り壊しが始まるようだ。徒歩で帰宅するようになるまで、北浜あたりを歩いた経験は少なかったし、歩くようになってもロクな事がない地区なので、やはり歩くのを止めてしまったため、これからも無関係な土地だと思うのだが、せっかくなので昨日は帰宅するときにビルの風情を眺めていた。

すると、なにか違和感がある。不可解な印象が残るので、じっくりビルを眺めていると、このビルは外壁からケーシングをはめ込んである箇所までかなり凹んでいるのだが、その凹みが斜めになっているのだ。どういう計算でこんなことになっているのか、これから壊そうというビルなのに、既にテナントの募集を終了した貸しビルのページばかりがヒットしていて、他に言及している人がいないのは残念だ。なんとか調だの安っぽいだの、クソみたいな素人思想オタクみたいな建築評論を書いている人はたくさんいるのだが、得てしてビルを丁寧に観察している人は多くないということか。

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