Scribble at 2020-04-10 10:17:37 Last modified: 2022-10-03 10:07:30

HTML メールを平気でよこしてくる会社というのは、国内だと Outlook(とりわけ指定されたアドオンとかを使う環境)が会社で指定されているとか、あるいはたいていの外資系だ。なかでも、DELL なんかは「このメールは HTML メールをサポートする先進的なメール・ソフトでご覧ください」みたいな、或る意味で客を馬鹿にした挑戦的なセリフのテキストだけを表示するようにメールを送って来る。もちろん、法的に顧客へ周知するべき義務があるような主旨(利用規約やプライバシー・ポリシーの改定など)のメールだと、商法の観点から言っても契約相手に周知する責任を怠っていると見做されるので、テキスト表示だけでも読めるメール以外は営業メールに決まっているから、読む必要など微塵も感じない。

かように、そもそもまともな取引先は HTML メールなんて使うわけがないのだ。もし大手企業の人が GMail のようなウェブ・メールで作ったようなメールを送ってきたら、逆に本当に本人が送信したのかどうか疑えるほどだろう。そして、このような習慣は、「先進的」であろうとなかろうと絶対に正しい。絶対だ。相手に文字の色を変えたり文字のサイズを変えたり、あるいはロクでもない素人の折れ線グラフやクズみたいな画像を見せたいなら、PDF にして添付してこいという話である。そして、実際にその方が読んでもらう可能性は高い(もちろん、弊社の基準では Adobe Reader DC の JavaScript は無効にしてあるが)。

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