2022年04月17日に初出の投稿

Last modified: 2022-04-27

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まだこんなサービスが継続しているとは、或る意味で驚きだ。これは、foo-bar-boom といった三つのフレーズを組み合わせて、あらかじめ一定のスケールのグリッドで地球上を細分した個々の個所に固有の triad(3つ組)を設定するという規格を利用した地図サービスである。このサービスが始まった10年近く前に、Reddit で見かけて、もちろん僕の自宅とか実家とか所属企業とか、あるいは電通だの博報堂だの NHK だのと幾つかの事業所の triad も探してみたりした。現在は、どうやら日本のユーザなら日本語もフレーズとして使えるようになっているらしく、例えば大阪市役所だと「///しあさって。ききて。とそう」、もちろん英語に変換もできるようになっていて、英語なら "///harmony.passing.womb" だ。

で?

いまも当時も、じゃあこれが何の役に立つのか。メルセデスや赤十字や色々な宅配業者が採用しているというが、それはつまり事業所といった設備や部屋の単位で行動する対象が決まっているわけではない、大阪市役所の北出入口とか、水晶橋南詰とか、そういう住所として指定することが難しい(指定したい人も正確な住所が分からない)場所を指定するのに役立てられるということなのだろう。確かに、僕の自宅もマンションの入り口側と裏手側とで triad が異なるため、どちらかを指定して何か伝えたい場合には、住所よりも更に便利かもしれない。でも、多くの人にとっては、まぁ使う機会は滅多にないな。それに、細かい地点を指示したいだけなら、精密な緯度と経度で(お望みなら GRS80 か、あるいは WGS 84 へ準拠した RFC 5870 の Geo URI に基づく精密な値で)足りると言えば足りる。

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