Scribble at 2025-11-13 10:09:37 Last modified: 2025-11-13 11:36:21
JavaScript を使わずに date time picker を実装するというアイデアは分かる。でも、ブラウザの実装状況に依存するのも事実であり、実際にスマートフォンのブラウザ(Safari)では年月日を個別に入力する UI が使えたけれど、デスクトップのブラウザ(Edge)では使えなかった。なので、JavaScript に比べて提供できる範囲が限られるという可能性はある。ただ、専用の UI が使えなくてもテキストで普通に数値を入力すればいいだけなので、そういうフェイル・セーフがあるのだから、大した問題ではない。
それから、解釈として色々とありえる話なのだが、date time picker の実装は「フール・プルーフ」なのかという論点は議論してみる価値がある。確かに、数値だけを入力するフォームを提供すると、生年月日の年に日本の元号を基準にした数値を入力する人がいたりするわけで、最初からカレンダーで "pick" すればいいだけなら問題は生じない。でも、西暦で "1968" と入力するべきところに「昭和」という基準で "43" と入力するような状況は、日本でシステム開発をやっていれば知らないわけもないケースなのだから、単純にバリデーションのエラーを返せばいいのである。そこを、無理に入力する側の負担だけを考慮して色々と上げ膳据え膳で対応するのがフロント・エンドの「正しい」設計なのかというのは、自明ではないと思うんだな。寧ろ、そういう思考はマーケティング屋の「機会喪失」みたいな強迫観念にデザイナーやプログラマが毒されてるだけのようにも思える。