Scribble at 2023-08-06 13:02:10 Last modified: 2023-08-06 13:12:38

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わずか二ヶ月ほどの復帰(以前も使ったことはある)だったが、やはり毎日のことなので、生産性や精神衛生という点からバカにはできない。なにせ、「~である」とタイプするたびに「~で或る」などと馬鹿な変換を直さなくてはいけないか、正しい候補を選びなおすということを、1日に何十回と繰り返しているのだ。こんな無駄な工数と時間をユーザに使わせている時点で、ジャストシステムは「生産性犯罪」の名にふさわしいことをやっているとすら思う。

ということで、ATOK Passport のサブスクは解約した。ジャストシステムに誤変換の通知はしたのだが、治るわけでもなし、こんな基本的で根本的な日本語表現の誤変換を治す方法がない(推測変換や省入力といった機能を無効にしても治らないので、これは僕の変換履歴とは関係のない、ATOK の変換エンジンそのものの問題だ)というのは、基本的に設計思想が狂っているとしか思えない。実際、いまこうして Google IME に替えて使っているが、Google IME では、この文章の冒頭でタイプした「以前も使ったことはある」という一節の「ある」を「或る」に変換するなんてデタラメは絶対に起きないし、変換候補にすら出てこないわけである。

Windows 98 の頃から、これまで何度か ATOK を使ってはきたけれど、今回はちょっと桁違いの腹立たしさを覚える。たぶん、いまの評価だと僕は死ぬまで ATOK は使わないと思う。

いまは Google IME でタイプしているが、実質的にはキーロガーだのなんのと言われるけれど、IME を経由してパスワードなどをペーストしなければいいのだ。そして、それを考慮しても変換効率として ATOK よりも優れていて素直な変換が(無償で)できることがありがたい。そして、これがまともな日本語文章の解析というものであり、僕にとって IME というソフトウェアが日本語をタイプする上での必要悪であるという原則はあるにせよ、ひとまず Google IME の結果がまともな IME のパフォーマンスというものであろう。なんで毎月400円くらい払って、ガラクタみたいな IME を使わなきゃいけないのか。Google はインド人、そして MS-IME は中国人が開発しているなどと陰口を囁かれたりしているわけだが、要するに四国の人間は日本語の解析においてインド人や中国人にも劣るということなのかね。当サイトで取り上げている鹿持雅澄が生きていたら、ジャストシステムのエンジニアには「腹を切れ」と激昂したのではないか。

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