Scribble at 2022-01-01 13:22:57 Last modified: 2022-01-01 19:27:13
PowerToys に入っている "FancyZones" というジャニーズ系アイドルみたいな名前の機能は、要するにウィンドウをタイル状に並べるレイアウトの機能だが、僕は昔からこの手のウィンドウをタイル状に並べるという機能を使っていない。そもそもウィンドウをタイル状に並べて使えるほど大きなモニターを使ってこなかった(いまでこそ27インチのモニターを使っているが、自宅ではせいぜい17インチくらいのモニターでずっと過ごしてきた)という事情もあるし、ウィンドウをタイル状に並べるということなら Photoshop や InDesign のように特殊な用途のウィンドウをメインのペインが収まっているウィンドウの外へ〈道具箱〉として並べるていどの想定しかしていなかった。なので、今回も PowerToys では FancyZones を使っていないのだが、IDE を使っていてデバッグの画面を並べて使うような用途なら、開発者でもこういう機能は重宝するのだろうか。
この他、さきほど PowerToys を入れてみて、Awake, FancyZones, File Explorer Addons, Image Resizer, Keyboard Manager, Power Rename, PowerToys Run, Shortcut Guide といった機能は、これから必要になるかどうかは知らないが、余計なフックをしてもらいたくないので無効にした。マイクのショートカット以外だと、マウスの位置を Ctrl x 2 で表示する機能は、実はたまに位置を見失うことがあるため、有効にしてある。それから、カラーピッカーはシンプルで使いやすいし、色の指定方法がいくつか選べるため、これも有効にした
なお、PowerToys は上記の GitHub からダウンロードしたのではなく、僕は Microsoft Store アプリとしてインストールしてある。詳しい解説は、下記のページが参考になるだろう。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/powertoys/
[追記] しかし、暫く使ってみたが、(1) マイクの有効・無効を切り替えるとステータスを表示するバーがスクリーンに表示されて、これが消えない。スクリーン・ショットを撮影するときに、IME ステータスに加えて、これのプロセスを落とさないといけない。こんな面倒臭いことをいちいち幾つものプログラムに手をかけてはいられない。(2) カメラの On / Off が反応しない。以上の2点は、よく考えたら PowerToys をインストールした目的からすると著しい不具合と言える。残念ながら、PowerToys を使うというアイデアも却下だ。
単純にカメラやマイクの On / Off を切り替えるショートカットか、トレイに入るボタンのようなものだけを期待している。なお、Microsoft Teams などでは Win + Alt + K でマイクをミュートできるといった情報はあるのだが、もちろん HHK に Windows キーはないし、キーボードを買い替えたりマッピングを変更するなんて余計なことはしたくない。ということで、もう少し調べてみると MicMute というソフトウェアが見つかった。
https://sourceforge.net/projects/micmute/
個人が細々と開発しているものだが、これを入れてみると期待していたことが問題なく(マイクについては)できる。カメラも似たようなことをしたかったのだが、ひとまずマイクだけでも十分に使えるプログラムが見つかったのは良かった。なお、使い方はショートカットを登録するだけなのだが、少し癖のようなものがあるようだ。つまり、〈キーを押下したままのトグルはできない〉ということである。たとえば、ショートカットとして "左 Ctrl + M" を登録すると、いちど切り替えたら、再び切り替えるには Ctrl キーをいったん離さないといけない。Ctrl キーを押したまま M を連続でタイプしてもトグルしない(というか、正確にはトグルするにはするのだが、反応するまでに酷く時間がかかる)。