Scribble at 2026-04-01 18:18:34 Last modified: unmodified
これはあくまでも推計だが、多作な作家や大量の文書をつくる事務員などが、おおよそ1日に原稿用紙で25枚の文章を書くとしよう。これは1万文字であるから、この人物が二十歳から八十歳まで現役だったとして、60年間に書き記す文章の量は、10,000 x 365 x 60 = 219,000,000 文字である。仮に日本人として UTF-8(3バイト)でテキストを保存したら、219,000,000 x 3 = 657,000,000 バイト、つまり 657 MB である。これほど超人的なペースで文章を書く人物がいたとしても、一生のあいだに残せる文章の量は、CD-R で1枚に入りきるファイル・サイズというわけだ。したがって、もしみなさんがライフ・ログのようなものとして毎日のように何か書き留めておこうと決めたなら、少なくともテキスト・データだけを入力して残すことだけを考えるのであれば、USB メモリの最も安い商品、つまり 512 MB ていどで十分だろう。さきほどアマゾンで探してみたが、もう 512 MB の USB メモリなんて単体では売ってないが(5個で2,000円くらいか)。
なので、僕らが自分で作成するファイルだけでストレージをどんどんデータで埋め尽くしていく原因は、明らかに他の種類のデータをたくさん扱っているからであって、その典型が写真、動画であろう。そして、僕の場合は写真や動画は大してないのだが、その代わりに3年前から増えたのが、画像生成 AI の拡散モデルだ。SD 1.5 の時代は1個で 2 GB ていどだったのが、SDXL になると 7 GB くらいになるし、今年からメインで使っている FLUX.2 Klein のようなモデルだと8ビットにファイン・チューニングしても 10 GB あって、しかも画像を生成するにはテキスト・エンコーダ(Qwen3 8B)という他のファイルも必要だから、結局は合計で 25 GB ていどの容量になる。これで、1枚あたり 500 KB くらいの壁紙サイズの画像を1日に1,000枚弱は作っている(僕のマシンのスペックだと1枚あたり30秒はかかる)。すると、生成した画像は全て残すわけではなく、だいたい半分以上は捨てているのだが、それでも1日当たり500枚はストレージを新しく占めることになるから、1年に300日くらいはこんなことをしているとして、3年で900日と考えたら、500 x 900 = 450,000 であり、1枚あたり 500 KB くらいだから、合計の容量は 500 KB x 450,000 = 225 GB である。実際、それくらいはストレージが減っていて、Google Drive に退避している容量も実際に合っている。