Scribble at 2020-03-30 17:11:03 Last modified: 2022-10-03 07:59:40

ちなみに情報セキュリティ関連の記事は特に削除していないのだけれど、更新が滞っていたり、情報を提供するほどの相手もいなさそうな気がする話題については、取り下げることにした。

まず Kali Linux は僕自身が大して使わなくなっているので、ページを非公開とした。色々と事情はあるが、ウェブの制作業界に関わる話はここでは書かないこととしたので、ご留意いただきたい。

あと、余談にはなるが、Kali Linux がガキにも知られるようになったきっかけである『ミスター・ロボット (MR ROBOT)』というテレビ・ドラマについて、僕はアマゾン・プライムでも続編を観ていない。最初のシーズンだけでも、後の方になってくると単なる精神疾患の話になっていて、殆ど情報セキュリティなど関係なくなってくるからだ。ただ、あの作品は一面の真理を表現しているという理由で、一度は観る価値があろう。つまり、情報資産に対する攻撃の多くは、コンピュータの知識を使って実行しているわけではないのだ。ソーシャル・ハッキングも組み合わせるからこそ、なかなか気づきにくいところで情報が漏れたりする。たとえば、どれほどウェブサイトのログイン・パスワードを強力に作っていようと、それをスタバの座席で入力する現場を 100m くらい離れたビルから高性能のカメラで撮影されているなんて、誰が想像しながら行動しているだろうか。でも、現実のスパイやクラッカーやストーカーは、こういうことをやるのである。

それから FreeBSD でセキュリティに関連する Ports を紹介する記事も取り下げた。そもそも僕がよく使っているツールだけを紹介すればいいし、取り上げる必要がない Ports について、「こんなものは FreeBSD でメンテナンスするべきではない」とか文句を書いても、少なくとも僕にとっては無益だ。単なる Ruby のコードやシェル・スクリプトなんて端的に無視していればいいわけで、いちいち批評するのは無駄である。それに、そうしたツールは FreeBSD だけで使えるというわけでもないのだから、FreeBSD についてサポートする趣旨でページを公開するのであれば、もっとあからさまに FreeBSD という OS について書くべきなのだ。

そういや、どさくさで歩行論のページを取り下げたのだが、これは別に問題はないので、再び公開しよう。

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