Scribble at 2024-05-13 20:33:51 Last modified: 2024-05-13 20:35:27

添付画像

昔のアマゾンは、文庫を探すのに「全ての文庫レーベル」というリストのページがあって、しかも僕らが選んだレーベルだけで検索するという機能もあったんだよね。それがいつしか、上のスクリーンショットは「文庫・新書」というカテゴリーのサイドバーなのだが、左にあるような幾つかの出版社のリストしかなくなってしまった。しかもなんだよこれ、KADOKAWA、SBクリエイティブ、人類史スケールの保守である哲学者がわざわざタイプしてやるのも汚らわしい幻冬舎、朝日新聞出版などなど、頭の弱そうな新卒サラリーマンとかが好むレーベルしか選択肢がない。

そして、上の画像で右に並べたのが、サイドバーを少し下にスクロールすると出てくるメニュー項目だ。この、「すべてのレーベルを見る」という項目をクリックすると、ひょっとしてレーベルの一覧ページへ久しぶりにアクセスできるのかと思ったが、なんのことはない、全てのレーベルの文庫を並べる同じようなページが出てくるだけだ。いや、見た目は「文庫・新書」のトップ・ページと見分けがつかないので、実は何の意味もない項目なのかもしれない(アマゾンではよくあることだ。あまりにも給料が安すぎて、プログラマやコーダがアンカー・テキストだけ表示して先の処理を何も実装していないということがあるらしい)。

ともかく、あいかわらずアマゾンは初期の(ユーザにとって)使いやすい機能をどんどん削り落として、自分たちが見せたいネトウヨ本とかガラクタみたいなプライム・ビデオ、あるいは中華製のインチキ商品を優先して表示するようだ。

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