Scribble at 2023-10-21 10:46:46 Last modified: unmodified

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店長のメッセージは丁寧で文章自体におかしいところはないが、文章は長く、画面いっぱいに文字が並んでいた。句読点もつけられていた。代わりに絵文字がなく、画面が黒かったのだ。

LINEで句読点を使うと「怒っている」と誤解される...... オトナには想像できない若者世代のLINE常識

LINE では、という条件付きかもしれないが、しかしオンラインの文書やメールなどでも、(1) 文章が長い、(2) 段落ごとの文字数が多い、(3) 漢字が多い、そして (4) 用語を使っているという各点は、社内で全社を対象とした通知とか発令に際しては注意するように役員からも言われている。もちろん、慣れという単純な理由で、僕らは専門用語や文語体の言葉遣いをしてしまうことがあるため、「凡そ」とか「嘗て」とか「或る」なんていう表現を使ったり、ネット・ベンチャーでも「DNS」なんて言葉を使うと社内で8割くらいの社員には意味が(つまりは意図が)通じなくなる。

そして、上記の記事を読む限りでは、そもそも段落ごとの文字数が多いとか、句読点を使って日本語の文章を書くこと自体が、何やら堅苦しくて怒っているという印象を与えることがあるという。参考にはするし、社内向けでは注意している場合も多いが、もちろん当サイトでは「知ったことか」というのが基本的なスタンスだ。確かに多くの人に理解される方が一般論としては「良い」のは分かるが、それはいったいどういう「理解」なのかと問うてみるに、やはり現今では単なる通俗化や短絡化によって誤解をバラ撒いているだけでしかないようにも思える。なるほど、付いてくるやつだけ読めと言いたいわけでもないが、勉強するつもりがない人はそもそも当サイトにアクセスしないだろう。

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