Scribble at 2024-09-12 09:40:17 Last modified: unmodified

山畑古墳群が分布している生駒山地について調べていると、やはり高校の地学からおさらいするだけでなく、更に地球科学や地質学の基礎的な素養を身につける必要を感じる。そういうわけで、高校の参考書から大学のテキストまで色々と目を通しているのだけれど、どうも解説が分かりにくいと感じることが多い。そして、どうもその理由は「~岩」という表現に複数の用法があるという点にあるようだ。

つまり、「基盤岩」のような全く抽象的で説明の体系を整理するためだけに存在する用語と、「火成岩」や「深成岩」のように分類名称として使われる用語と、それから具体的な岩石の名称である「安山岩」とか「大理石」という用語が、全て「~岩」という言葉で書かれているため、いま一般論の解説をしているのか、それとも具体的な組成の岩石について解説しているのか、分かりにくいことがある。

もちろん、僕は科学哲学者なので、科学者の言葉の使い方を尊重はするが、唯々諾々と従うつもりはないので(僕が哲学者として科学を学ぶのは、もちろん事物の特性や特徴を理解するためであり、その科学者の言葉遣いや文章表現を何かの信者みたいに神のお告げとして猿真似するためではない)、僕のノートには「基盤岩」などという、後からノートを読む自分自身を誤解させるような言葉は使わない。「基盤岩となっている」といった表現は、端的に「基盤となっている」とか「基盤になる物質となっている」と書いている。

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