Scribble at 2023-09-12 00:00:42 Last modified: unmodified
こういうのを見ても分かるんだけど、リバタリアンが錦の御旗として美化する「市場競争」なんてものが、いかに空論であるかが分かる。市場なんて、社会主義スレスレのところで規制だらけにするのが正しいのであって、そもそもそういう「規制の網」を凌駕できない無能の会社なんて、幾つあっても人類の叡智や文明を進展させる力なんてないんだよな。結局、インセンティブが「インチキ」という点で一致していれば、市場に幾つの会社があって市場競争の芝居をしていようと、しょせん彼らは同じことで不正な利益を上げ続けるだけなのである。そして、そういう利益の獲得方法はカルテルなんてなくても「共有」できる。なぜなら、ゴロツキが考えることは同じだからだ。ということは、ゴロツキが考えそうなことは先回りして規制をかけるのが正しい立法なのであって、これをいつまでもグズグズやってる事自体が政治家の不作為という不正なのだ。金をもらって国会で質問することだけが政治家の不正なのではなく、法令を起案しないということも重大な不正なのである。