Scribble at 2024-10-18 16:22:04 Last modified: unmodified
僕が PostgreSQL を最後に使ったのは、いつだったろうか。20年くらい前だったか、いやもう少し後だったかもしれない。確か、現職でクライアントのサーバに最初から入っていたものを運用することになったのだが、受託案件のウェブ制作会社の前任者が crontab で vacuum すらしていなかったため、定期的にサーバがストレージのエラーで落ちるという馬鹿げた状況を引き起こしていた。もちろん、crontab で vacuum するなんてのは安土桃山時代の実務であって、いまでは autovacuum があるから考えなくてもよい。
だが、そんなこんなで受託案件では数えるほどしか使わない間に、ウェブの受託制作なんて2005年くらいにもなれば CMS 上にサイトを構築するトレンドが始まり、WordPress はもちろん MySQL しか使えず、Movable Type は他に選択肢はあったが、だいたいは SQLite を使うことが多かった。上場企業のコーポレート・サイトですら、Oracle や MSSQL なんて使うのは一握りの大企業だけだ(これ「一部の上場企業」と書いてしまうと「一部上場の企業」と間違えるので、こう書いている)。ということで、受託のウェブ制作なんてものに携わってる限りは PostgreSQL の実績や経験を積むのは難しい。
それに、とりわけ2000年代のはじめ頃は、おおよそ PostgreSQL は多機能だけど研究者が使うようなものというのが漠然とした印象だったように思うし、雑誌とかウェブの技術系の記事でも、MySQL と比較してそういう扱いが多かったんだよね。そして、その頃は MySQL と PostgreSQL だけではなく、まだ Perl が一線級のウェブ・アプリケーション言語として広く使われていて、多くの馬鹿が「CGI」とか読んでいた頃だったのだが、その頃の DBMS と言えばバークレーという選択肢もあった。