Scribble at 2024-05-13 07:49:02 Last modified: 2024-05-13 10:51:55
ふつう、そんなことする人はいないと思うけどね。会社だと、契約やお金に関わるオンライン・サービスやソフトウェアのアカウントを共有するのは規約違反だし、そもそも背任や横領のリスクが跳ね上がるだけだ。家族だけでやってる零細でもなけりゃ、そんなの企業として「異常」だと思うね。それにプライベートで利用してるサービスとかソフトウェアのアカウントだって、たいていは家族だろうと友達だろうと規約違反だし、そもそも夫婦であってもアカウントの共有なんてするか? うちみたいに夫婦揃って桁違いのレベルの IT 人材だったらともかく、平均的な家庭や企業で、アカウントの共有なんてやるとすれば、せいぜい自社のサーバの FTP アカウントや問い合わせ受信用のメール・アカウントくらいじゃないのかね。それでもレンタル・サーバの場合は規約違反になる場合があるから、専有サーバに自分で建てたサーバのアカウントを共有することが多い。メールの場合はアカウント自体を共有すると、一人でも退職したらパスワードを変更しないといけないので、ML 宛にすることも多い。
もういちど繰り返しておくが、信用できる相手だからといって、利用規約上の条件から言っても利用者が自分の都合だけで勝手にアカウントを他人と共有できるわけではない。そんなことすら無視して、宣伝したい「最新機能」の話だけにフレーミングして記事を書くのは不適切である。場合によってはサービス提供会社に対する規約違反の助長、あるいは業務妨害となりうる「不正報道」だ。