Scribble at 2025-02-20 12:43:13 Last modified: 2025-02-20 13:47:22
Adobe のアプリケーションは MacBook Pro で使うことにしたので、こちらにも Photoshop 2025 を入れている。なお、Photoshop の設定画面で知ったのだが、これグラフィック・カードが載ってるじゃん。「この Mac について」では Intel の CPU に載ってるグラフィック機能しか出てないので、これだけ高額なノート、しかもデザイナーが使っていた MacBook Pro なのにおかしいと思ったのだ。Photoshop の環境設定で、「パフォーマンス」の項目に、ちゃんと「AMD Radeon Pro 5500M (AMD)」と出ている。調べてみると、AMD Radeon Pro 5500M with 4GB of GDDR6 というグラッフィック・カードで、さすがに6年前のマシンに載っているカードだから NVIDIA で言えば GTX クラス(RTX の前のシリーズ)の古いものだが、独立したグラフィック・カードがちゃんと載っているのだから、Illustrator が問題なく動くのも当然だ。
それから、特に Mac で作業していると困惑させられるのだが、Acrobat Reader と Adobe Acrobat が統合されているらしく、Acrobat Reader を入れたあとでは、複数の PDF ファイルの結合なんていう簡単なことすらメニューが出てこない。しかも、この状態から Adobe Acrobat の DC だか Pro だか、数年おきに名称が変わるので追随する気も起きないのだが、ともかく有料版へ移行する方法がなくて詰んでしまう。結局は Acrobat Reader を消してから、Creative Cloud Desktop 上で「Acrobat」としか書かれていない何かを入れ直すしかなさそうだ。このあたりも、デザイナーに販売しているというのに、この Adobe という会社にはユーザビリティの常識もセンスもないプログラマしかいない証拠だと思う。あるいは、開発側がマーケティングに押し切られて、無料版の Acrobat Reader を使っているうちにサブスクしていたことになるような誤解を招く操作を仕込んでいるのかもしれない。Microsoft がプレインストール版の Office が入っているノート・パソコンで、Windows Update のタイミングで紛らわしい表示を見せて Microsoft 365 へ切り替えさせようとする目眩ましをやるのと同じような話だ(いったん Microsoft 365 に移行すると、プレインストール版のライセンスは消失してしまう)。
あと、Mac で正式に仕事を始めてみて気づいたのだが、Mac でも Windows で動く Microsoft Office のアプリケーションみたいに、ファイルの保存ダイアログでいちいちファイル名の欄が IME ON で開くんだよね。これにはがっかりだ。コンピュータを扱う上では、ひとまず日本語は「お客さん」なのであって、ネイティブの文字セットとして扱ってはいけない。日本語がどうでもいいなんて言いたいわけではないが、こんなものを当然のようにディフォールトでファイル名に使わせる愚行は避けなくてはいけない。