Scribble at 2025-07-04 11:13:25 Last modified: 2025-07-04 11:13:44
結局、InDesign は MacBook Pro でも挙動がおかしくなっている。スクリーンショットのように、メニューがアプリケーションのメニューではなく Finder のメニューになっている。しかもメニューにアクセスできないので、これは macOS のエラーなのかどうか分かりにくい。Photoshop や Illustrator など他のアプリケーションでは一度も経験がなく、Adobe のフォーラムでは UI 周りのエラーは InDesign も多く報告されているので、やはり単独の問題(macOS のバグではなく)なのかもしれない。
いまのところ、インストールし直すといったんは治っているように見えるのだが、それでもアプリケーションが起動してから数十秒ほど待たないと Finder のメニューが InDesign のメニューにならない。そもそもの話だが、なんでアプリケーションのメニューも含めてタスクバーに埋め込んで表示を切り替えようなんていう不合理な設計ができるのか、僕には理解不能だ。こんなの、アプリケーションごとのメニューをアプリケーションのウインドウに埋め込んでウインドウを設計するのが、「マルチ・タスク」のコンピュータの使い方として標準的な UI の設計だと思うからだ。コンテクストが切り替わるごとにタスクバーへ埋め込んだメニューを切り替えるなんて、こういうバグがあれば操作不能になるのは想定できることなわけで、フェイル・セーフという概念がまるで分かっていない設計だ。
こういう一例を見ても、Adobe の開発者がいかに「デザイン」という概念を、見てくれの美しさという馬鹿やガキでもある程度は分かるようなことでしか考えていないかが、よく分かる。