Scribble at 2018-09-20 21:35:05 Last modified: 2022-09-28 11:59:37

海沿いとはいえ、師走のひんやりとした風が吹く不知火町。しかし、ひとたびハウスに入るとポカポカと暖かい別世界です。山下さんは、早朝からハウスに入り、真っ赤に色づき完熟したアンジェレだけを、一つ一つ丁寧に収穫します。「太陽の光をたっぷり浴びたアンジェレを、樹上で完熟させることで、こくのある甘さが生まれます」。

丹精こめて~恵みに感謝 JA熊本うき ミニトマト「アンジェレ」|熊本県青果物消費拡大協議会

手元に現物がないし無料で使えそうな写真もなかったので言葉だけで取り上げるが、「アンジェレ(Angelle)」という品種のミニトマトがあって、これを近くのイズミヤで初めて買って食べたときは大きな衝撃を受けた。まるでブドウを食べているような甘さと食感だったからだ。それ以来、かなり頻繁に弁当の中に入れてもらってきたのである。

しかし、昨年ごろから違和感を覚えるようになった。粒が大きくなって以前の 1.5 倍くらいになり、そのせいか大味で、食感も普通のミニトマトと変わらなくなったのである。正直、他に安く売っているミニトマトがないから買ってもらっているだけであり、さほどおいしいと感じなくなった。これは食感や味に慣れたからなのか。それとも高級文具のように一定のロットが捌けると生産を手抜きし始めるのか、それとも新しく参入した農家の多くが手を抜くからなのか、それは分からない。

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