Scribble at 2023-06-01 16:04:15 Last modified: 2023-06-01 17:51:42
いやぁ、都内の無能なきみたち諸君に聞きたいけど、数学とか、いやそこまで行かなくてもコンパイラとか言語の仕様とかにすら興味がないのに、プログラマだエンジニアだとか言ってる人たちって、いったい何に興味があって仕事してるんだろうって思うね。ひょっとして、都内の IT ベンチャーで格好良くコードと戯れるボクやワタシみたいな自意識とか、Google にヘッドハントしてもらって西海岸で若手投資家になるとか、あるいは若いうちにひと稼ぎしてから長野県で休日だけ開くパン屋を営みつつ、元エンジニアだの元ゲーム作家だのという下らない肩書を利用して、初心な田舎者の若者に思想みたいなものを語る物書きになりたいみたいな願望でもあるんだろうか。
でも、そこまでのバカしかいないってわけでもないのは、オライリーから出てる『コンピュータシステムの理論と実装』みたいな本が、いちおう或る程度は売れているか、売れると見込まれているという想定ができるからだ。実際に、書店でもオライリーの本としておすすめの部類にはなっている。こういう本を手に取って丁寧に読むような人こそ、結局は(やる気さえあれば)自由に色々な国で仕事ができるようになるし、多くの業績を上げられる人材に育つ。しょーもない文科省のプログラミング教育だの、街中でガキにおもちゃを弄らせてるような稽古事で身に着くのは、エンジニアとしての素養ではなく、処世術にすぎない。しかもそれはグローバルなスケールで生きていくための処世術ではなく、せいぜい富士通や日立システムズで食べていくためのセコイ処世術だ。