Scribble at 2024-01-23 09:33:17 Last modified: 2024-01-23 15:35:15
昨日は、久しぶりに夢を見た。僕は寝床に入って眠りにつくと、自分で覚えている夢のストーリーをわざわざ続けるような夢を見るか(高校時代に大阪平野一帯が水没するという妙な設定の夢だ。古代の河内湖に関する本の読みすぎだろうか)、あるいは全く夢を見ないかの両極端であることが多く、意図しない夢を見ることは殆ど無い。なので、なんとなく途中から覚えている。
部屋の様子はわからないのだが、いまのうちにはない大きなタンスなどがあるから、違う家での話なのだろう。そして、奇妙なことだが、僕が寝ながら夢を見ているという夢だ。その夢は、いつものように僕自身が眠りにつくときに続きを見ている夢であり、どういうわけかいつも最初からの繰り返しだ。つまり、大阪湾が何らかの原因で水没してしまうという状況から始まる。で、夢の中で夢を見ているわけだが、何か寝づらい。というか、上から何かが乗っかってくるのを感じる。重い。動けない。目を開けられない。
思い切って、渾身の力を出して布団をはねのけて起き上がり、真っ暗な部屋の中を台所へ向かうと、家の中の様子がおかしいことに気づく。台所までの途中にある部屋で明かりをつけると、タンスや机などの引き出しが開いていて、部屋の中が荒らされていることに気づく。なんだこれは・・・
と、ここで連れ合いの声が聞こえた。
「なんか、からだの調子悪いん?」
「え?」
「うなされて声をあげてたよ」
そうなのか。そして、連れ合いに、
「いやぁ、なんかのソースコードを開示しろとか言われて」
とか、よく分からないことを言ったような覚えがあるけれど、まだ自分が起きている自覚がない。それからしばらくして本当に目が覚めた。そして、起き上がってトイレで用を足して戻り、夢だったことに気づいて笑ってしまった。たぶん、久しぶりに図書館から自宅まで歩いたから金縛りにあって声をあげていたのだろう。10年に1回もないが、疲れたときに金縛りにあうことが何度かあったのを覚えている。たいてい、自分でも気づかずに声を出してうなされているようだ。