Scribble at 2026-04-12 21:24:55 Last modified: unmodified

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他の家族系チャンネルでも同様の停止報告があり、ネットでは「子供を売り物にするのは児童労働的」「親の私利私欲で子供の将来を危険にさらす」との支持意見が多数を占める一方、「地道に活動していたのに可哀想」との同情も見られる。

YouTube収益化停止の波 登録者124万人のフィットネスYouTuberが活動休止 家族系や大食い系も影響か

凡人が思いつきや過激な行動だけで注目、つまりは広告配信のチャンスを集めるという手法は、そもそもにおいて邪道なんだから、この事例に限らず YouTube の収益配分というビジネス・メソッドそのものに問題があるんだよね。僕らのように最大手の広告代理店と長く仕事をしてきて、なんだかんだ言っても広告とは何ぞやと考え反省する機会が多い仕事をしていると、やはり安直なことをやって人の目を引くということにばかり情熱を注いでるような人間は、立派な仕事は残せないし、実際に業績としても大して残せないんだよね。どれほどサイバー・ライオンを獲得しても、しょせんトップ・クライアントのブランド力で売れているにすぎないような商品のキャンペーン・ディレクターなんて、マーケティング業界の自画自賛的な雑誌に取材されたり、肩書で売れるような本だけ作ってりゃいいゴロツキ出版社から本を出せたりするだろうけど、結局は仕事なんて一緒にやろうって人は出てこないし増えもしない。どれほど「元電通」だの「元博報堂」だのと言っていても、インチキなことに首を突っ込むしか能がない連中というのは、そういう経緯をたどってきたんだよ。やはり、広告としてまっとうなことをやって評価されたり業績を残すのが、仕事として正しいし儲かるんだよな。

で、この手の話があると決まって「地道に活動していたのに可哀想」という、それまでの法律や経済や経営や産業という仕組みから為されていた議論ををスルーする感情論が現れて、こういう三流のメディアはき「両論併記」などとたわごとを言いながら、まともな議論と感情論を「両論」であるかのように平気で並べるんだ。そして、「女性」がこういうナイーブで社会の仕組みを知らない感情論を口にするなどと言われている。けれど、仮にそれがあるていど正しいとしても、多くの女性を、企業勤めの経験が乏しい、目先の損得勘定や感情論しか口にさせないような社会にしたのは誰なのかって話なんだよね。僕は、何度も言うようにフェミニストではないんだけど、人類史のスケールでものを考えている保守思想家としては、こういう歪んだ経緯が放置されている現状には、やはり不愉快なものを感じる。

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