Scribble at 2025-10-30 08:33:32 Last modified: 2025-10-30 19:03:57

添付画像

China Has Added Forest the Size of Texas Since 1990

中国では、タクラマカン砂漠の周辺などで土地の砂漠化が進行しないように大規模な植林をしているらしい。その結果、アメリカのテキサス州と同じ広さの森林が中国に増えたという記事である。せっかく興味深い記事ではあるが、上のようなつまらない「マーケティング戦略」の小手先ツールを使っているせいで、このサイトの印象は台無しだ。

そもそも、ニューズレターだメールだという手法で何か効果があると本気で思っているのだろうか。確かに、前世紀までのネットではメーリング・リストやメール・マガジンが大きな役割を果たしたと言える。でも、既にオンラインのマーケティングは主戦場がメールからソーシャル・メディアへ移行して15年以上にもなる。いまだに「メール・マーケティング」などと言っているのは、パイプドビッツを始めとする、それで食ってる人々だけだ。弊社もメールを使った営業活動をしているが、投資に見合う効果があった試しはないし、僅かな効果も当然のように逓減する。電子メールという媒体なりテクノロジーに価値がないとは言わないが、ビジネスというものは文化や学術などの基準とは別のところで是非が決まるものであり、そしてそれは原則として消費者のトレンドが決める。誰かが自分に都合よく決められるなどというのは、それこそ自分たちの消費者としての責任を回避するための陰謀論でしかない。

どれほど広告代理店がトレンドを支配するかのような印象操作をやろうと、人がそんなことをできはしない。それは、わざと広告代理店の権謀術数を自己宣伝するために、敢えて放置されてきた陰謀論の類であろう(もっとも、自分たちにとって有利な類の陰謀論を敢えて放置しているという解釈も、一つの陰謀論だと言う人もいるわけだが)。

なお、メール・マーケティングの効果は、一定以上には上がらないけれど、一定以下にも減らない。だからこそ、この手のスパム・メールをばらまく手伝いをする企業が事業を継続できる。効果が一定以下に減らないのは、続々とメールの受信先が増えるからだ。つまり、専門学校や大学を出て起業した人の会社だとか、既存の企業に入って新しくメール・アドレスを作ってもらった人々などは、メール・マーケティングの会社が掻き集めている配信リストへ付け加えられるような新しいデータである。そして、それらの受信先である人々は、まだどこの企業も営業メールを送っていないがゆえに、それらの企業からのメールに対する効用の逓減が起きていない「フレッシュな被害者」であり(笑)、貴重な相手だ。そして、日本の人口がゼロにならない限り、こういうフレッシュな被害者は毎年のように増える。ただ、新しいメール・アドレスだからといって、受け取る相手が「フレッシュ」であるとは限らない。派遣社員のように、数ヶ月単位で新しいメール・アドレスを使い始めては捨てる人々もたくさんいるからだ。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る