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3-2-1バックアップ戦略は、3つのデータコピーを2種類のメディアに保存し、そのうち1つをオフサイトに保管することを求めます。ランサムウェア対策のための最新のバリエーションやベストプラクティスを学びましょう。

3-2-1バックアップ戦略とは?例とベストプラクティス

海外に限らず、インチキな連中というのは大袈裟な表現が大好きだ。そして、何かと言えば軍事用語を気軽にビジネスや経営に持ち込むのだが、自分たちは東大やアイビーリーグを出た金持ちの小僧にすぎず、たとえ徴兵の経験があろうと自分自身の手で蚊も殺したことがない腑抜けどもである。漫画やアニメおたくにもいるが、頭の中だけで戦争やサバイバルや犯罪を語るようなやつらに限って、嬉々として軍事用語を弄んで万能感やマッチョを装ったりするものだ。だから、いざ何かが起きると、ナチスのアイヒマンのように加減が分からなくなって、機械的に大量の人を惨殺したり殺戮している自覚もなくなる。もちろん自慢するようなことではないけれど、子供の頃に喧嘩で相手を叩いたり蹴ったりした経験があると、何をどうやれば相手がどれくらい傷つくのかが実感として分かるものだ。それゆえ、簡単に人を傷つけたり殺めることになるような選択肢を選ぶことに慎重な態度をとる人もいるわけである。

というわけで、バックアップのような、企業経営のスケールから言って些末としか言いようがない話題について「戦略」などという言葉を使うのは、たいてい馬鹿なのだが、こんな生成 AI が吐き出したようなデザインのサイトに、生成 AI が吐き出したような文章を掲載するしか能がない、チンコがあるのかどうかも分からないようなロボット野郎どもの書くものなんて、俺様がわざわざリンクして批評してやる価値もないゴミなのだが、やはり僕がここで読者として想定している日本の若い諸君には、ゴミをゴミだと教える責任が大人にはあると思う。

馬鹿の議論はともかくとして、ここではバックアップについて頻繁に語られる「3-2-1 ルール」を取り上げておこう。これは、ここでも以前にご紹介したことがあると思うのだが、Google の検索("site: markupdancing.net" というドメインを指定したサイト内検索)では見つからなかったので、改めて説明しておく。これは、写真家でもありデジタル資産管理の専門家である Peter Krogh が2000年代の半ばに The DAM Book: Digital Asset Management for Photographers という本で提唱し、後に米国のCISA(Cybersecurity and Infrastructure Security Agency)などの公的機関やストレージ業界全体に広まったアイデアだ。シンプルに表現すると、馬鹿の記事で引用したように、三つのコピーを2種類のメディアに保存し、そのうち一つをオフサイトに保管するということだ。

なお、日本語で「コピーをとる」と言うと、オリジナル(原本)を元にして、別の複製(写し)を作るという文脈で捉えられる。そのため、「コピーを三つ持つ」と聞くと、原本 + 複製3で合計四つのデータだと解釈してしまう誤解が生じやすくなる。しかし、英語でいう "copy"は同一の実体を数える言い方なので、よく出版物の販売実績について "million copies sold"(百万部売れた!)などと言うように、同じ内容のものなら「オリジナル」なんてものはないのだ。データについても、コピーしたらコピー元とコピー先はデータとして全く同じ値を持つから、タイムスタンプとしての前後関係を除けば違いはないと考えるべきであり、コピー元とコピー先を含めた合計として数える。なので、「コピーを三つ持つ」というのは、文字通り同じデータが三つあるということなのだ。

いまのところ、僕はデータのバックアップとして自宅のパソコンの SSD、自宅の NAS、そしてクラウド・ストレージの Google Drive に三つのデータを保有しているのだが、用途や種類によっては Google Drive に入れていないデータもある。そして、あまりにも古いデータは DVD-R や Blu-Ray に焼いたまま、特に他のメディアに保存もコピーもしていない場合だってある。たぶん、これらを全てストレージに保存すると 3 TB くらいになると思うのだが、これをまとめて置けるのは 5 TB の容量がある Google Drive だけだ。しかし、僕は他人、そして企業、更には海外の企業なんて 50 % も信用してはいないから、Google Drive にバックアップしてあるファイルは保険くらいにしか思っていない。実際、出鱈目な理由でいきなりアカウントがロックされたり(金を払っていても)失効させられるケースがあり、Google 側と交渉する手間だけで酷い時間と労力が無駄になるという話題が何度も紹介されている。そして、いまでは AI がコンテンツを盗み見して判定していたりするのだから、余計に信頼なんてできない。利用規約で何を言っていようと、ストレージの業者なんてユーザのファイルを盗み見してるに決まっているし、そういう前提で利用するべきである。なので、昨年からローカル・マシンでアクセスする Google Drive 専用の仮想ドライブは、Cryptometer で暗号化したフォルダとして運用している(もちろん暗号・複合鍵は、それこそ 3-2-1 ルールでローカル・マシンなどに分散して保管している)。

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