2018年06月04日に初出の投稿

Last modified: 2018-06-04

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Prexy ケース(天馬)

自宅の蔵書が積み上がって危険だし、奥の本が取り出し難いので、天馬さんの Prexy というブランドのケースを少しずつ買い足して整頓している。いまのところ、B4(L、幅32×奥行42×高さ21cm)サイズのケースが全部で30個くらいあるのだが、ケースに収納できた本は蔵書の中でもケースに入れるべき本の半分ていどだろう。(本棚に並べてある本を入れる必要は無い。)

ただ、ケースに入れて整頓すればいいというものでもなく、それと同時に「整理」つまり一読したら二度と読む必要がないものは古本屋に売ればいいだろうし、減らす努力もしないと増えるばかりだ。著名作家の自宅みたいに壮大な書架や書庫があるならともかく、たいがいの家庭にとっては限度というものがあろう。うちが一室の大半を本で埋めていても許されているのは、僕も連れ合いも本が好きだからであるが、別に乱雑な本の山が好きというわけでもないから、不必要に増えて危険な状態にあるだけの「物体」なら、どうにかするべきだ。

実際、「他ならぬ凡人である僕の読書方針について」というエッセイでも書いたように、大半の書籍は大切なポイントを一つだけでも得たらいいのであって、中身をスキャナのように全て記憶するわけにはいかないのだから、手放してしまうと自由に読み返せなくなることを過剰に心配しても仕方がない。そして繰り返して強調したいのは、確かに読書の体験は考え方を大きく変えたりすることもあるのは確かだが、それを無暗に期待して読書だけするというのは愚かである。そのような、考え方を大きく変えるチャンスというものは、それまでに自分が何事かを考えた経験を経てこそ大きなインパクトがあるのであって、普通に真面目に勉強しさえすれば是正されるような素人考えが変わったくらいのことで「人生のターニングポイント」だと騒ぐのは軽薄なことであろう。

なお、このケースは5年ほどのあいだに値段が少し上がったらしく、現在は税込みで 1,100 円ほどになるが、軽くて丈夫な良い商品だと思う。

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