Scribble at 2021-03-09 10:13:52 Last modified: unmodified

Microsoft To Do をデスクトップとスマートフォンで使い始めてから２年になる。扱いが単純で気に入っている。備忘録（「忘備録」誤記だが普及している）として必要な機能と思えるリスト化やチェックや通知はサポートしているし、それ以上の機能もあるにはあるが、マイクロソフト特有のパターナリスティックで（あるいは社内事情優先の）余計な出しゃばりをしないのがいい。

仕事では、毎月のように発生する月額料金の支払いについて稟議や振り込みの依頼を忘れないように管理している（口座振替は最初の手続きが面倒だし、うちはコーポレート・カードを部長が単独の予算で使えない。というか、中小企業はふつうそうだ）。タスクを月の単位で繰り返せるため、具体的な日付は平日でない場合もあるが、もちろん僕が登録するのは手順として最も早く始められる日なので（50歳を過ぎても社内で圧倒的な生産性を誇る秘訣だ。やるべきことは即座に済ませる）、週末の２日や３日を経ても手順として遅れることがないようにしている。そもそも、月末が支払いの期限となっている事案について月の初めに稟議を出したり振り込みの依頼をしておけば、経理担当者を信頼している限り何の憂いがあろうか。ズルズルと後まで引きずるから、そのあいだも後ろめたい気分を引きずって仕事に集中する邪魔となるのだ。ものごとに集中するための最強のコツは、どうでもいいことや先に済ませられる他のこと一切を徹底的に処理して忘れ去ることである。