Scribble at 2026-07-21 11:25:04 Last modified: unmodified

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Show HN: I replaced a $120k bowling center system with $1,600 in ESP32s

廃業したボウリング場を買い取った人物が、ベンダー依存で非常に割高なスコア計測システムを、Raspberry Pi などを使って安く構築しなおしたという話だ。10万ドル(約1,700万円)で田舎町のボウリング場を購入するなんてケースに付随する話題だから、はっきり言って身近な話題とは言えない。それでも、古い施設を安くメンテナンスするとか、あるいは昔ながらのベンダーに依存する事業が、そういうエコ・システムにおいては安泰であったとしても、経済活動全体や資源の利用という点では非効率で浪費の多いものだったという教訓は色々とあるはずだ。それゆえか、Hacker News でも久しぶりに生成 AI とは別の話題に3,000近い upvote がついている。

ただ、単なる興味本位や好奇心だけで upvote するには、いささか保留せざるをえないことが幾つかあるのも事実だ。

第一に、これは Hacker News に文章として投稿された話にすぎない。どこかのブログ記事がポイントされているわけでもなければ、写真などが添付されているわけでもなく、まず第一に「生成 AI による作り話」という可能性があるからだ。

そして作り話でないとしても、当人が言うような "Sure, bowling equipment is niche, but the open hardware and software landscape is amazing." という事例の一つとして、僕らのようなプロのエンジニアが参考にして良いことなのかどうかも、甚だ疑問がある。具体的なアーキテクチャやシステムの詳細が不明なストーリーにすぎないので、システムとしての信頼性が全く不明だからである。「オープン」という掛け声はよいとしても、「オープン」だからといってシステムの信頼性が低くても許されるわけではないし(それは Linux が紛れもない実例だろう)、安く構築したからといって耐久性が低くてもいいというわけではないからだ。そのあたりがぜんぜん分からないのでは、なんとも評価しようがない。

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