Scribble at 2026-07-21 11:34:50 Last modified: 2026-07-21 11:40:12
25ドルの費用で GPT 5.6 Sol Ultra を利用して10時間ていどの所要時間しかかからずに、WordPress の最新システムに致命的なセキュリティ・ホールがあることを突き止めたという。その攻撃コードも既にあって、実際に運用したところ RCE(任意コードの実行)にまで至ったという。具体的な脆弱性の内容は非開示だが、やはりこれも SQL インジェクション攻撃だというから、攻撃ベクトルとしては従来と同じであり、特に新規の攻撃ベクトルが発見されたわけでもなんでもない。要するに、これまで知られていた攻撃ベクトルの中でも、見つかっていない脆弱性がいくらでもありうるという実例なのだろう。
もちろんだが、本当の攻撃者であれば、既に同じことをやっているはずであって、生成 AI しかもエージェントで自動化されたプロセスによる攻撃の脅威は明白と言っていい。もちろん、ウェブ・サーバそのものにも脆弱性はありえるのだから、WordPress を使わずに静的な HTML ファイルや CSS ファイルだけでサイトを制作すればいいという話でもない。ただまぁ、こういう攻撃へ自動で対応する防御側の AI エージェントを運用するだけのコストが、これからどれくらいになるのかは注目しておく必要がある。そういうコストを加えて、たとえばいま使っているヘテムルの月額料金が30万円になりますとか言われても、そんなの払えないわけなので、もう個人サイトというのは成立しないであろう。ひょっとすると、ウェブサイトというコンテンツの公開方法どころか、現在のインターネット(で利用するプロトコル)そのものが放棄される可能性だってある。