Scribble at 2025-09-10 11:55:58 Last modified: 2025-09-10 12:00:15

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In order to focus on delivering a consistent, high-quality experience on paper.dropbox.com, the Dropbox Paper mobile app will be discontinued on October 9, 2025. If you already have the app installed on your device, it will no longer function after this date.

FAQs on the Dropbox Paper app discontinuation

Dropbox の追加サービスとして、テキストなどを他のユーザと共有するコラボレーション・ツールが Dropbox Paper だ。タイムラインや画像、動画、あるいは Dropbox 上のファイルも挿入できる、要するに Google Chat みたいなものである。これのスマートフォン・アプリが廃止されるらしい。サービスそのものが終了するとまでは言っていないが、こういうチャットはスマートフォン・アプリとして利用されなければ「失敗」と言って良いだろう。ブラウザから Dropbox Paper にアクセスすれば、スマートフォンでも利用は続けられるとは言え、専用のアプリケーションが受け入れられなかったというマーケティング上の失敗は失敗である。だいたいさぁ、ビジネスで使ってる人の大半はデスクトップ・アプリケーションとして常駐させて仮想ドライブとして使ってたりするので、ブラウザでそもそも Dropbox にアクセスなんて殆どしない人もいるんだよね。僕がそうだ。なので、ブラウザでアクセスしても、サイド・バーのハンバーガー・メニューに隠れてる Dropbox Paper なんて、そもそも提供されている事実すら知らなかったほどだ。

それから、もうクラウド・ストレージのサービスはオンライン・サービスであろうと、あるいはオープン・ソースでプライベート・クラウドのストレージを提供できるアプリケーションですら飽和してしまっていて、もう既存のサービスやアプリケーションを超える性能や機能をもつプロジェクトは出てきにくい状況にある。そして、仮に出てきたとしても大半の利用者が新しいサービスへ移行しないであろうと思える理由として、既にアップロードしている大量のファイルを移す手間や時間が煩わしいという致命的な問題がある。弊社でも、既に業務用として契約している領域へ 8 TB くらいのファイルを Dropbox に持っている。いくら月額料金が数百円ほど安いからといって、別のサービスに移す手間(各人の手間もそうだし、各人にやらせるマネジメント的な手間など)を考えると、会社全体で月額のコストが数千円ほど安くなろうと、移行するための工数に見合わないわけである。

また、移行してもパフォーマンスが向上する保証もないし、また新しいフロント・エンドの操作に慣れる必要がある。とにかく、面倒臭いことばかりで何か期待できることがお金以外になければ、その程度は仕方ないと現状のコストで我慢する事業者が多いと思うんだよね。弊社も、box に替えませんかとか(10年前なら P&G に倣って換えるとか言い出してた人がいたかもしれない)、Google Drive の容量を増やすために Google Workspace のプランを変更しませんかとか(もう Google のクラウドはパフォーマンスがどんどん落ちてきてるから嫌だね)、あるいは Microsoft 365 にすれば 2 TB が使えるとか(会社として一括して契約すれば分からなくもない)、何かあるたびに取引先の USEN やら大塚やらの営業攻撃を受けてきたわけだけど、「予算がない」という強力な陣地で防戦している限りは陥落しないわけである。

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