Scribble at 2023-12-21 08:13:24 Last modified: 2023-12-21 08:18:20

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昨日も会社のマシンで Apache が起動しなくなり、イベントビューアを確認すると、いつものとおり VCRUNTIME14.0.dll がないという記録が出ている。会社の Apache や PHP を更新した覚えはないのだけれど、全く同じ環境を維持していても定期的にこのエラーが出て Apache が起動しなくなるのだから、ごく普通に考えれば Windows Update のタイミングで VCRUNTIME14.0.dll がロール・バックしているとしか思えないんだよね。これを上書きするなんて、Windows Update 以外では権限としても目的としても起こりそうにない。もちろん、ウイルスが上書きするという可能性はあるにせよ、そこを疑う理由は特にない。

マイクロソフトは Windows 版の PHP バイナリのサポートを何年も前から止めているのだけれど、まさか C# を普及させるために PHP が動かなくなるような嫌がらせをしているわけでもあるまい(もちろん、FTC などは実際に疑って調べているとは思うが。本当にやってたら、いわゆる独占的な地位を利用した違法行為だ)。

いや、それとも Windows Update のタイミングで VCRUNTIME14.0dll が Apache や PHP がフォローできないほど新しくなりすぎているという可能性もある。なにせ、オープン・ソースのソフトウェアがフォローしている仕様なんて常に古い内容なのだから、最新版の Apache や PHP であっても、Visual C++ redistributable に同梱されているていどに古いライブラリしか参考にしていないので、このライブラリだけ逆に手動でロール・バックしないといけないのかもしれない。

でも、それって自分でシステムを脆弱にしてるってことだよな。じゃあ WAMP なんて、あんまり自分のローカル・マシンでやることでもないのかもしれないね。そろそろローカル・マシンでも仮想化を導入する検討を真面目に始めようかな・・・もうこの業界にあと10年もいないと思うけど。

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