Scribble at 2023-08-02 21:01:40 Last modified: 2023-08-02 23:38:37

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眼科のサイトや目薬について解説しているページとかでは、「正しい目薬の射し方」として、目の中央に上から真っ直ぐ射すように勧めている。でも、僕は自分の経験から言って、中央に真上から点眼するのは難しいと思う。実際、正確に中央に落とさないと瞼に落ちて外へ流れてしまうし、かといって正確に落とそうとして容器の先端を目に近づけるのは嫌だ(何かの拍子に落としたりすると、最悪の場合は容器で自分の眼球を破壊してしまう)。人によっては、先端恐怖症というやつで、そもそも先っぽを近づけることすら怖いひとだっているだろう。なので、よく言われるように、「涙丘(るいきゅう)」という目頭の真反対にある端っこに点眼するのが良いし、僕はそうしている。

涙丘に落とす人がいるという事実は眼科医も分かっているらしく、わざわざ「涙丘に落とすのはやめましょう」と注記することがある。いわく、涙丘に落としてから眼に目薬を流し込むのは簡単だが、涙丘の汚れまで眼に入ってしまうから危ないというのが理由である。しかし、だからといって失敗しやすい正面からの点眼でイライラするよりはマシというものだ。もし涙丘の汚れが気になるなら、点眼する前にティッシュ・ぺーぺーでも使えばいい。それに、点眼をしたことがあれば誰でも知っているように、点眼すると目薬は眼の両端へ流れてゆき、そして涙丘や目頭に溜まる。すると、涙丘や目頭に汚れがあるというなら、どのみち点眼すれば眼に汚れは流れ込んでくるのだ。

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