2018年04月15日に初出の投稿

Last modified: 2018-04-15

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Bing で「差分プライバシー」とだけ検索しても、10位以内に当サイトの翻訳記事が出てくる。その記事は differential privacy だけを取り上げた記事でもない。更にアクセス解析で確認しても、他のサイトからリンクされていたり、検索エンジンから直に何度もアクセスされた形跡すらない。つまりは「ソーシャル」なスコアリング指標として重みづけされたわけでもないのに上位に出てくるのだから、差分プライバシーを主題としていないページですら、単純にコンテンツを文章として評価しただけでこういう結果になるということだ。意外に思うかもしれないが、僕はこういう状況は不愉快である。

調べてみると、ウィキペディアにすら「差分プライバシー」という項目が立っていない。Apple が差分プライバシーを導入すると公表して2年になるし、そもそも差分プライバシーを提案したマイクロソフト・リサーチの Dwork が初めて論文を公表してから10年以上も経過したのに、やはり PET (privacy-enhancing technologies) が学際的な話題であるがゆえに、プロパーですら軽率にブログや個人サイトで言及するのが難しいという事情があるのかもしれない。なにせ、コンピュータ・サイエンスと個人情報保護法制は当然のこととして、それ以外に経済学や社会学も素養として求められる筈だからだ。

しかし、だからといって中川さんや一部のプロパーを除けば、バカ面した Apple 関連のライターやメディア記者ふぜいが口先であれこれと用語を弄ぶくらいしか成果がないのは、いかにも隠れ社会主義国らしい人権への無関心が綺麗に見て取れる。

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