Scribble at 2024-03-02 08:09:23 Last modified: unmodified

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東大阪市立郷土博物館や、もっと低い土地にあった「発掘ふれあい館」という施設が閉鎖されてから、東大阪市の埋蔵文化財に関する保存とか調査の実状について調べているのだけど、いまいちわかりにくい。

そもそも、地方自治体の埋蔵文化財行政というのは、調査や報告書作成や保存活動の主体が頻繁に変わるんだよね。東大阪市でも、僕が小中学生の頃は「埋蔵文化財調査会」というのがあって、中央環状線沿いに巨大な施設をもっていたのだが、やはり大規模で長期にわたる調査が終わってしまうと組織がなくなってしまう。あるいは「東大阪市教育委員会」も担当していたようだけど、いまはそうではなく、「人権文化部文化室文化財課」というのが担当らしい。なんで同和教育や LGBTQ の啓発部署が埋蔵文化財の担当なのか、内部人事や職員の労働組合などでの派閥抗争の結果なんだろうけど、どこの地方自治体も独自の組織編制となっていて意味不明である(こんなことにまで「自治」だの「地方色」だのと言うから、おかしな癒着や情報の秘匿が起きるのだ)。

ともかく、ここ最近の埋蔵文化財に関する調査報告書がまったく出ていないという印象がある。奈文研が運用している報告書のオンライン・データベースでも、ここ最近の報告書がぜんぜん公表されていないし、東大阪市は埋蔵文化財の調査をやっているんだろうか。

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