Scribble at 2021-05-17 10:42:48 Last modified: 2021-05-17 10:48:25

添付画像

キャンペーンで組んだサーバ(ウェブ・サーバと DB サーバ)に Zabbix agent を仕込んでホスト登録したところだ。グラフは三つで1セットしてあり(中央から右に三つずつ縦に並んでいるのがそれ)、左から load average(1分平均)、メモリ利用率、ストレージの利用率となっている。上記の画像では、いちばん上のセットがウェブ・サーバで、二番目のセットが DB サーバのグラフ、そして三行目のセットは当社のコーポレート・サイトのグラフだ。

ほぼ同じキャンペーンの内容で、昨年にやったときと比べてサーバのスペックは倍くらいにしてあり、ウェブ・サーバだと4コア+6GB RAM にしてある。念の為、SAKURA インターネットの CDN を組み合わせてある(SSL サーバ証明書は CDN 側で自動更新)のだが、1分間に5回のアクセスを別のサーバから curl で叩いてテストしても、load average は 0.1 にもならない。前回のキャンペーンでは初日に1日で4,000くらいのアクセスがあったのだけれど、これくらいなら全く問題ないだろう。また、チラシや Twitter などでの宣伝で最大のアクセスが1日に21,000くらいになったこともあるが、今回のサーバのスペックなら、これも問題ない(というか、半分のスペックでやっていた前回ですらサーバが落ちるどころか負荷で動かなくなることすらなかった)。

ということで、サーバが何らかの攻撃にさらされるならともかく、あるいは特定の時間帯に集中して大量のアクセスが集まる状況でもない限りは、この程度のスペックでも大企業のキャンペーンに対応できる。もちろん、僕は前職の幾つかの会社で宝塚歌劇団の公式サイトとかグラビアのサイトとかもやっていたことがあるため、もっと大きなアクセスを捌いた経験もあるのだが(ユニークで10万以上のアクセスが3時間くらいのあいだに集中する)、もう大手企業のキャンペーンでもそういうアクセスになるような事例は殆どない。敢えて言えば、不祥事や炎上が起きたときくらいだろう。DHC のサイトを運用している技術者は気の毒な話である。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る


※ 以下の SNS 共有ボタンは JavaScript を使っておらず、ボタンを押すまでは SNS サイトと全く通信しません。

Twitter Facebook