Scribble at 2020-03-14 08:25:17 Last modified: 2022-10-02 22:46:17

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あと、こういう版権の侵害と言えそうな(だいたい知ってる人は、何のアニメや漫画がネタなのか分かるのではないか)表紙を使ったメモ帳を売りさばいているクズ野郎もいる。既にアマゾンは、ボタンのワンクリックで類似したすべての商品を、削除とはいかなくてもリストから非表示にする機能くらいは実装できるていどのアルゴリズムはもっていると期待していい筈なのだがね。もう、この会社も「クラウド」とか言い始めて15年は経つわけで、このスケールの会社で、その程度の機械学習の成果もないようでは、やはり「技術的シンギュラリティ」なんて SF のネタか、せいぜい単なるマーケティング用語でしかないということが、そろそろ誰の目にもはっきりしてくるであろう。

実際、このコロナウイルスの騒動では、直に創薬に応用されていなくてもいいのだが、機械学習だの AI だのが何らかの実績を出したという報道が何もない。これでは、何世代か繰り返してきた「人工知能ブーム」に対する失望と投資の減退が再び起きるのは明白だ。そして、実はこの手の投資が必要ないと分かれば、コンピュータやインターネットを使って創薬などに技術を応用する動機付けもなくなってしまう。よって、これまでのバック・ラッシュとは違って、今回は医療分野にかかわる IT 業界の市場価値が下がる可能性はあろう。

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