Scribble at 2023-10-10 10:58:15 Last modified: 2023-10-10 11:01:08

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先週の末に引き取ってもらった本の査定が終わっている。あいかわらず良心的な査定だと思うし、個々の値踏みを確認すると、希少な本だったり学術的にも参照されていたりする価値の高い本が、ちゃんと高く査定されているので、かなり素養のある人物が査定のスタッフに揃っているのだろう。あるいは自分自身の知見で判断しているわけではなくても、そういう本はアマゾンでプレミアが付いていたりするので、そういう情報を丁寧に参照して値段を付けている(しかも買い取るときに反映させてくれている)としても、やはり良心的な扱いをしてくれていると言っていいいだろう。安く買って高く売ることだけが最優先であれば、どれほどプレミアが付いていようと、買い取るときに高く買い取らなくてもいい筈だからだ。しかし、ここはちゃんと古本としての実勢価格を参照しながら、高く評価されていて高い値段で取引されている本は、ちゃんと買い取るときも高く査定している。

正直なところ、僕はこれまで実店舗の古本屋に何度か本を売った経験があって、あまり良い印象がなかった。僕らの売る本は、どうしても専門書だったり洋書だったりするし、小中学生の頃も鉄道関連の専門書を売ったりしたことがあって、よほどの専門店でもない限り、たいていの街中の古本屋だと専門書は嫌がるので扱いも態度も非常に悪い。

「こんな売れもしない面倒なものを持ち込んできやがって」

みたいなことを、面前で店主らしき人物に言われたことすらあるのだ(もちろん、その場で本を売るのはやめて、店主から本を奪い取り返して帰ってきた)。なので、売る場合はあまり古書店に良い印象はなかった。オンラインで依頼できるようになって、そういう頭にくるような事例はなくなったが、やはり買い取りの査定には呆れてしまうこともあった。このノース・ブックセンターを利用し始めるまでに、アマゾンでも手広く出品している他の事業者にも買い取りを依頼したことはあるが、同じ程度の本を送っても査定額は1/10にも満たないような、まさしく二束三文といった事例が多く、これでは古紙回収に出しているのと変わらないなと思った。

これはアフィリエイトみたいな宣伝を意図しているわけではないので、リンクもしないでおくが、少なくとも僕がこれまでに利用した実績だけで言えば、ここはお勧めできる。

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