Scribble at 2025-06-14 12:52:17 Last modified: unmodified

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民間の調査機関によりますと、県内企業のことし夏のボーナスは、1人あたりの平均が32万円余りとなり、物価上昇や人手不足に伴って2年連続で前の年を上回る見込みです。

福島県内の民間企業「夏のボーナス」2年連続で増加する見込み

全国版での報道記事を見つけられないので、これは福島県の事例だが、NHK のインチキ統計は昔から酷いんだけど、彼らは相変わらずデタラメな印象操作を続けているらしい。真面目に視聴料を払っている者としては、こんな報道機関が我が国を代表しているとは、甚だ不愉快である。

しかも、彼らはニューズ番組の中でこの話題を取り上げたときに、なんと「労働者の 85% がボーナスを受け取っている」などと大嘘を口にしていて、これは何とも許し難いところがある。彼らの言い訳では「就労者5人以上の事業者」を対象にしているということらしいが、これも実は多くの人に誤解を招く。なぜなら、「5人以上」なら大半の事業者であるかのように思えてしまうからだ。しかし、実際には日本の法人つまり会社なり企業の 60% は従業員が5人に満たない零細企業や個人事業主なのであって、これを10人以下にまで拡大すると、既に 75% の事業者にあたる。

そして彼らの「統計」が悪質なのは、もちろん法人の正社員だけを数えているのだから、労働人口のいまや 40% になる非正規労働者は全て無視されているのである。これらを考え合わせると、まず就労人口の 40% を無視した 60% の中で、更に 60% の零細企業を無視した 24%、そして更にその 24% の中で 85% にあたる 20% 、つまり結論としては就労人口の2割の労働者がボーナスを受け取っていると言っているにすぎないのである。

これまでも書いていることだが、NHK や国家官僚は、自分たちでわざと狭い範囲しか眺められないガラクタのメガネをかけて世の中を見ているわけで、彼らが基本的に大企業や上場企業の組合サラリーマンしか「労働者」と見做していないことは明らかだと思う。

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