2022年01月08日に初出の投稿

Last modified: 2022-01-08

ランチャをOrchisからCLaunchに乗り換えた理由 それぞれの長所と短所

昨日、オーディオのコントロール・パネルにショートカットを通す手順を調べている途中で、そのショートカットを愛用している Orchis というラウンチャーへ登録するのだが、Orchis に関連して Orchis から他のプログラムに換えたという記事を読んだ。理由は、要するに Orchis がサポートしている複数のインスタンス(つまり「ラウンチャー」というメニューを異なる項目で設定して、使い分けられるということ)が整理し辛いということらしい。上記の記事では、「ページ」という独特な呼び方をされているが、要するにラウンチャーというポップアップ・メニューの別インスタンスということだ。

他のプログラムに乗り換えたという理由を幾つか確認してみよう。まず、Orchis の問題として「安定性」が指摘されていて、確かに Orchis のプロセスがホルトしてしまうことはある。が、僕の使い方やマシンだと、その頻度は常用を止める気になるほどのものではない。

次に、「ページ」と呼ばれている複数のラウンチャー・メニューをタブで切り替えられないという指摘があり、なるほど多くのメニューを使っていれば気になることだとは思う。しかし、僕は仕事で使うツールなんて最後の最後はメニュー一つに集約するのが望ましいと思っている(でも、emacs だけで仕事ができることを理想だと言ってる連中も逆の変人だと思うが)ので、サポートされているからといってラウンチャーを幾つも項目別に定義して使い分けるというスタイルは採用しないため、僕自身が Orchis についてタブのあるなしを不満に感じることは今後もないと思う。

そして「設定ファイルの可読性」は気にする人も多いとは思うので、これも扱い易さを気にする人にとっては不満の材料になるのだとは思う。なお、僕は設定ファイルがどこにあるのかすら知らないので、設定ファイルの可読性は気にならない。GUI の設定画面でやれることだけでも十分だからだ。そもそも、僕にはコンピュータという機械なり OS というソフトウェアを、〈ラウンチャーを起動するために使っているわけではない〉という前提があるので、ラウンチャーは目的のプログラムを起動する「シェル」として最低限のことが確実にできればいいとしか思わない。そして、Orchis は GUI で操作する範囲だけで十分に扱えるソフトウェアだと思う。

あと、複数の項目やファイルを項目移動したり選択できないという点も不満として挙がっている。ここまできたらお分かりかと思うが、このブログ記事の筆者は Orchis がファイラー機能をサポートしているからといって、プログラム・ラウンチャーをファイル・マネージャのように使えないと言って文句を書いているように思える。そもそも、「ページ」と称している個々のインスタンスにどういう項目を設定しているのかを見てみると、項目をそもそも何百も登録しているとか、単独のテキスト・ファイルを項目として登録しているとか、つまりはプログラム・ラウンチャーをスタート・メニューではなくファイラーとしてのエクスプローラの代わりとして使っているらしいと分かる。

もちろん、どちらも「シェル」の機能ではあるから、間違っているとか奇妙とか他人が言う権利はない。用途に合っていなければ、他のプログラムで目的を実現したいと思うのは当然のことだ。実際、この記事の筆者が乗り換えたという「CLaunch」なるラウンチャーは、まずポップアップ・メニューと言うよりも好きなところで開くエクスプローラのフォルダといった見栄えなので、ラウンチャーと言うよりも、この筆者はもともと好きな場所で自由に設定した項目が開けるフォルダを欲しがっていたのだ。

* まったくの余談だが、僕の理解では「替えた」は取り替えた元のものも再び戻せるように残してあること、「代えた」は同じ目的を違うもので代用すること、そして「換えた」は目的が全く同じではなく入れ換えた元のものは破棄してしまうこと、という風に使い分けている。

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