Scribble at 2023-01-26 10:31:25 Last modified: 2023-01-27 12:07:01

Windows 11 になってウンザリさせられるのが、タスクバーのアイコンだ。これはタスクバーの何もないところで右クリックすると「タスクバーの設定」というメニューから設定画面が出てくるため、そこにある「タスクバーコーナーのオーバーフロー」(2022H2 以降かどうかは知らないが、会社の Windows 11 では「その他のシステム トレイ アイコン」という表示になっている。いつも思うのだが、この奇妙な半角スペースは日本語なら中黒にすべきだと思う)という項目で、タスクバーに表示するアイコンを選んでトグルするわけである。でも、そんなこととは関係なしに、ソフトウェアがアップデートするたびにアイコンがタスクバーから消えて隠れてしまうため、何が常駐しているのか一覧性が悪くなる。これは、セキュリティとしても重大なリスクになりえるのだから、こういう愚かな挙動はなんとか是正したい。

しかし、アイコンを消す方法はバカでもブログに書いているが、逆にソフトウェアのアイコンをアップデートしようがしまいがタスクバーで隠れないように維持する方法は、マイクロソフトのフォーラムであれ StackOverflow であれ殆ど話題になっていない。これも、僕がパソコンの大多数のユーザに大して期待も関心も持っていない一つの理由だ。ゲーセンでサルのようにゲームしてるヤンキーは、誰も敵機が飛来してくる経路の軌道計算になど興味はない。それに興味を持つ一部の(ヤンキーかもしれないが)人にだけ、僕は興味がある。大半のサルになど、俺は興味もないし期待もしていない(でも、僕はそういうサルだけを当サイトで「凡人」と呼んでいるわけではない)。

さて、そのアイコンについてだが、たとえば Google Drive デスクトップ・クライアントとか、NVIDIA GeForce のラウンチャーとかのアイコンは、ソフトウェアがアップデートするたびにタスクバーから隠れてしまう。そして、タスクバーコーナーのオーバーフローという設定画面を見ると、特に Google Drive デスクトップ・クライアントなどはアイコンが二つも登録されているのが分かる。すると、アップデートするたびに新しいソフトウェアだと Windows から認識されて、タスクバーから隠されてしまうのだろうか。でも、それは二つの理由でおかしいし、それに困る。第一に、もしそうならディフォールトで新しい常駐ソフトのアイコンを『隠す』という設定が危険である。第二に、もしそうならアップデートするたびに Google Drive デスクトップ・クライアントが続々と積み重なってゆき、タスクバーコーナーのオーバーフローの設定画面には夥しい数の Google Drive デスクトップ・クライアントのアイコンが並ぶ筈だ。でも、そうなっていない(古いアイコンは消えてゆく)ということは、やはり何らかの条件で従来の Google Drive デスク・・・面倒臭いな・・・要するに従来のソフトとアップデートしたソフトとの連続性なり同一性がどこかで確認されている筈なのだ。確認できているなら、タスクバーにアイコンを表示するという設定内容だけがどうして共有・継承されずに無視されて隠されてしまうのか。

もちろん、コマンド・プロンプトで

> explorer shell:::{05d7b0f4-2121-4eff-bf6b-ed3f69b894d9}

と打ち込んで表示される通知領域アイコンの設定画面(従来の設定画面)で、「タスク バーに常にすべてのアイコンと通知を表示する (A)」は有効にしてある。しかし、これはアップデートした、恐らくは別物とされているソフトウェアには通用しないらしい。それなら新しく(いわば不正ソフトでも)インストールされた常駐ソフトのアイコンはタスクバーに出ないということなので、こんな危険なディフォールトの設定はあるまい。それに、それでは「常に」「すべての」という言葉は何なのか。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る


※ 以下の SNS 共有ボタンは JavaScript を使っておらず、ボタンを押すまでは SNS サイトと全く通信しません。

Twitter Facebook