Scribble at 2021-12-24 18:45:20 Last modified: 2021-12-24 19:22:30

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Tutanota は世界で最も安全な無料メールサービスで、使い方も簡単です。今すぐサインアップしてプライバシーを保護しましょう。

Tutanota

end-to-end の暗号化を提供するメール・サービスには幾つかある。もちろん GnuPG を会社のメール・アカウントで運用していたこともあったのだが、GnuPG は相手の企業や個人がほぼ対応していないし、する気もない連中ばかりだったため、管理コストを考えたら無駄だと分かった。さすがに IPA は脆弱性を通報する際に PGP を使ってくれと言われて流石だと思ったが、それ以外は情報セキュリティの会社ですら対応しているところはなかった(それどころか、セキュリティ企業のくせに HTML メールを送ってくるところが多いのにはウンザリさせられる)。

というわけで、相手がいなくても一人で使い続けられるサービスとして ProtonMail を試しに使っていたこともあるのだけれど、ProtonMail はコピペしたパスワードですらログインできないとか、色々と使い勝手に不具合があって使うのをやめてしまった。しかし、GMail など大手の事業者とは独立に(サービスは大手のクラウド上で提供しているかもしれないが)メールのアカウントを持っておきたかったので、ProtonMail の他に幾つかあるサービスを物色した後に、Tutanota を使うことにした。上の画面が、ログインした直後の受信箱の様子である。月額1.2ユーロ(いまの為替レートだと160円くらい)で 1GB のストレージと5個のエイリアスが使えるので、試しに使ってみることにした。なお、英語版でも問題ないので僕には重要なポイントではないけれど、ProtonMail も Tutanota も日本語に対応しているのは、初めて使う日本語ユーザには良いことだ。

ちなみに、実は Tutanota も6年くらい前に使ってみたことがあって、そのときに登録したまま放置したアカウントはロックされて二度と使えなくなってしまったので、"philsci@tutanota.com" というアカウントはエイリアスでも使えないようだ。

で、これの用途だが、一つは @hyper.cx というドメインを運用している、大阪の個人が提供してくれているメールのサービスを使い続けるかどうかという問題があったので、そろそろ他のサービスに移行しようと思っている。どう考えても個人のサービス運用に依存するのはリスクがあるし、有料サービスとしても100円のプランしかないわけで、それほど多くのことは期待できない(し、すべきでもない)。10年以上も使わせてもらっていて、運営者には感謝しているが、いつまでもこのままというわけにはいかない。

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