Scribble at 2025-02-02 23:08:51 Last modified: 2025-02-02 23:09:10

このまえ立て続けで Windows Update があって、会社では LM Studio が起動しなくなるトラブルが起きたりしていたのだが、自宅では再び通信ネットワークの確立が遅くなってしまった。いっときはログインしたらインターネットへ数秒で接続していたのが、いまではデスクトップの常駐ソフトが全て起動してもネットワーク接続が確立しないので、クラウド・ストレージのエージェントは全てエラーを吐いている。

まぁもっとも、これはそもそも「コンピュータ」なのであって通信機器でなくてもいいと言えばいいわけで、ネットワーク、しかもインターネットに接続されていることが前提で運用を考えるのは、やはりリスク管理の観点から言えばどうかと思う。そもそもが殆どの情報セキュリティ事故の根本原因は、いまやインターネットで接続しているからこそ起きるのであって、単独で動かしているコンピュータで起きる物理的なリスクなんて、バックアップさえとっていれば幾らでもリカバリーできるし、少なくとも物理的な障害で情報が漏洩することはない。

企業や政府あるいは軍隊でも、実際に安定稼働していて本当に重要な制御機構というものはネットワーク接続なんてしないわけである。それらを遠隔で監視するために、インターネットへ接続している、物理的に別の機構が周囲に設置されているのが正しい姿である。昨今は重要な機構、たとえセキュリティ・ドアの制御機器そのものが「クラウド管理」と称してインターネットへ接続されているが、あれは単にコスト・カットのための措置であって、情報セキュリティの観点から言えば別に安全でもなんでもない。

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