Scribble at 2023-09-13 16:41:36 Last modified: 2023-09-14 14:17:01

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AWS に EC2 のインスタンスを作成して(AWS 方言では「起動」と言う)鍵を使ってサーバへアクセスしようと思ったら、Amazon Linux 2023 だと Tera Term の最新版でないと認証方式が対応していないらしい。ということで、ひさしぶりに Tera Term を更新しようかというところで、いまでは有志がメンテナンスしているというサイトへアクセスしてみた・・・のだが、OSDN がやたらと遅い。もう、最新版の 5.0 Beta をダウンロードし始めてから20分ほど経過するのだが、半分もダウンロードできない。たかが 9MB のファイルをだ。OSDN は中国企業に買収されて、セキュリティ上の懸念があるのはもちろん(もちろん、これは差別だが、この手の差別を非難できるのは、本当に誠実な中国人だけだと思う)、こういうパフォーマンスとしても重大な懸念があるため、Tera Term のチームが GitHub などのマシなサービスへの移設や自力でのサイト運営に移行しない限り、ちょっと Tera Term そのものの利用を再考しないといけないだろう。

数週間前に書いた落書きでも示唆しておいたことだが、こういう、ありがたいけれど結局は有志の集まりに仕事の道具として依存しているというのは、やっぱり僕には理想でも美談でもなんでもないように思える。かといって、大企業や国が提供するソフトウェアの方がいいなんて全く思わない。また、なんでもかんでも買えるものでもない(もちろん Tera Term に替わるソフトウェアで有償の良いものがあれば、稟議を通すことはできるし、数千円ていどであれば稟議を通すのがネット企業としてまともな財務というものだろう)。

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