Scribble at 2023-05-23 14:14:17 Last modified: 2023-05-23 14:17:26

相変わらず小林製薬の奇妙なネーミングは健在といったところだが、正式な商品名が「メガネクリーナふきふき」なのか。「メガネクリーナ」と「ふきふき」に空白は入らないので、「ふきふき」が「フキフキ」だったら、またぞろ「メガネクリーナフキフキ」という膠着語として言葉を区切るのが難しく、余計にへんてこな名前になっていたであろう。ただ、センスはともかくとして、そこまで扱い辛いネーミングにするようなことまではしないのが、さすがプロダクトの商品名として考案されただけのことはある。

いや、そんな話はどうでもいいのだ。僕は、いま老眼鏡をメンテナンスするのにこれを使っているのだが、１枚を１ヵ月くらいずっと使っている。もちろん、取り出したばかりのウェットな質感は翌日には消え失せているため、えんえんと乾いたままで拭いているのだが、別に濡れていなくても汚れや指紋がなくなればいいのだ。そして、乾いたままでも使用に耐えるので、いちど限りで捨てる必要もない。ということで、20枚のシートが入っているから１年半以上も使えるのだが、たぶんそのうちに長く使える、使い捨てではない眼鏡拭きを買うことだろう。

そういや、小中学校の頃に同級生の何人かが授業中や休憩時間中に眼鏡を拭いていたのを思い出す。僕は老眼になるまでは両眼とも遠くや近くの見え方に問題はなく視力も 1.5 はあったので、眼鏡がないと生活に困るという様子が実感として分からなかったのだが、こうして老眼鏡が手放せなくなると、なるほど切実に感じる。