Scribble at 2024-11-16 23:28:48 Last modified: unmodified

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先日 DTM のテキスト(MIDI 検定のテキスト)をご紹介したのだが、ざっと通読してみた印象としては、かなり自分で書き直したい衝動に駆られている。冒頭で述べた事項を50ページほど後になって再び繰り返して解説したり、100ページほど読み進めないと定義されていない言葉を冒頭箇所で使ったり、体系的な書籍としてまともな編集者が付いた著作物とは思えない稚拙な文章構成だ。

そして、そういう形式的なことだけではなく、どうもこの本の著者は MIDI の規格についても天下り式に又聞きレベルで記述しているだけではないかと思えるし、音響学などについても大して知見のないまま書いているように思う。編集・著者のどちらも団体名しか記載されていないので、この本の具体的な制作体制や手順については分からないが、或る程度の分量でバラバラに書かせた内容を雑につなぎ合わせたのではないかと思える。そう考えれば、同じ内容の記述がところどころで繰り返されたり、未定義語が平気で冒頭に使われたりする事情も理解できる。が、理解できるということと、著作物としての是非は別である。

音楽雑誌の編集者だった経験はあるが、しょせんは DTM や音響学の殆ど素人である僕が、MIDI の解説を書き直そうと思い立つほどなんて、なんでこんなことをしなくてはいけないのかとウンザリさせられるのだが、かようにして1億人ていどの人口がいる国でも人材というのは大していないということが分かる。

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