Scribble at 2024-09-19 15:20:29 Last modified: 2024-09-21 11:08:17

添付画像

Magicforce という中国は広東省のメーカーが出品していたテン・キーを購入した。ちなみに、パッケージに記載されている magicforce.cn というコーポレート・サイトはアクセス不能だ(DNS エラーでサーバが存在しない)。HHKB Professional 2 にカーソル・キーがなくて、";['/" でカーソルを扱うとタイプミスで Enter を叩くといった、サーバで作業しているときは致命的なミスが起きるリスクがあるので、それを避けるためにテン・キーのカーソル・キー機能だけを追加で採り入れようというわけだ。こんな馬鹿げた(どれほど UNIX ユーザ向けという厨二病の自意識をくすぐるのであれ)キー・マッピングには、情報セキュリティという観点だけではなく、僕が仮にクラッカーなり犯罪者だとしても看過できないリスクがあると思う。

さて、実際に接続して使ってみると、確かにカーソル・キーとしては使える。僕が購入したのは、いわゆる「青軸」と呼ばれるクリック音が高くて深くキーを押し込むタイプのメカニカル・キーを採用したテン・キーであるため、打鍵の感触もいい(他に、「茶軸」や「赤軸」といったタイプがある。HHKB Professional 2 は「静電容量無接点方式」というもので、メカニカル方式とは少し違うらしいが、あまり打鍵音はない。いずれにしても、これは個人の好みの問題であって、HHKB の設計者には気の毒だし、HHKB を闇雲に信奉する自称「上級者」の下っ端コーダーどもには気の毒だが、エンジニアとしての能力とは何の関係もない) 。正直、安物キーボードやノート・パソコンに広く採用されているメンブレン方式は耐えられないので、メカニカル方式で探していたのである。

ということで、これで数字を入力する必要があれば改めて調べるが、いまのところは左手でカーソルを動かしたり Enter を叩けるだけで十分だ。ちなみに、最近のキーボードはやたらとバック・ライトを装備していて、いちおう撮影のために点灯させてみたが、実際にはこんなもん点灯させない。キーボードに、こんな余計な機能や機構は不要だし、そもそも逆にキー・トップの刻印の視認性が落ちて邪魔だ。

ちなみに、数字が入力できないので「カーソル・キーとしては使える」などと負け惜しみを書いているように誤解されるだろうから追記しておくと、本当に最初は9個だけのキーで programmable な増設キーを買おうと思っていたのだ。そして、上下左右をマッピングして、残りの5個には Copy, Paste, Back Delete, Tab といった機能を割り当てようとしていたのだが、かなり高かったので止めたのである。もし余裕があれば、そういうものも導入してみたいとは思うが、やはりそういう極端にカスタマイズしすぎた環境に慣れてしまうのもどうかという気がしていたのだった。でも、別に派遣社員とかで食っていくつもりもないし、前世紀の派遣エンジニアみたいに「メモ帳だけ(あるいは vi だけ)使うべき」みたいな、いかにも伝説の技術者ぶったテレビドラマ的な自意識で働くのも馬鹿げている。そんなもん、俺様に仕事をさせたいなら俺が使える道具を用意しろって話だよ。弘法は筆を選ばないかもしれないが、エンジニアリングは書道とは違う。俺は選ぶし、そもそも道具にこだわりがないプロなんて逆に一定以上の成果を上げられないに決まっている。

[追記:2024-09-21] ネットで調べても数字キーの入力方法は出てこなかったが、Claude で HHKB Professional 2 での Num Lock キーの入力を聞くと、Fn + P だと分かった。さっそく叩いてみると、なるほど数字が入力できるようになった。ただし、テン・キーの Num Lock も点灯させておく必要があるのは言うまでもない。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る