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JNSAセキュリティ年表

NPO 日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)が設立された2000年から2024年までの主な出来事と、サイバー・セキュリティに関連する話題を年表にしてくれている。

サイバー・セキュリティに関する話題だけで言えば、まず「情報」という科目が2002年には高校の教育課程に導入されていたことだ。あれから20年以上が経過するけれど、高校教員全体のリテラシーや、情報科目の専任教師の数など、殆ど向上も増加もしていないのではないかという印象がある。これでは、やはり「デジタル・ネイティヴ」とは言っても、その実態はデジタル・ブルーカラーの予備軍やオンライン・サービスというビジネス・モデルの歯車にすぎないヘビー・ユーザが増えるばかりで、IT リテラシーなど殆ど向上していないというのも分かる。実際、いまどきの二十歳以下の若者で、2000年当時の同年代と比較して、HTML でウェブ・ページをコーディングできる人の割合なんて殆ど変わっていないだろう。また、オンラインでフィッシング詐欺に遭っている被害件数もさほど減っていないどころか、現在は SNS やメッセージング・ツールが普及しているので、逆に被害件数は増えている。

他にも、今世紀になってすぐの2002年だけを見ても、「住民基本台帳ネットワーク第一次稼働」とか「ISMS適合性評価制度本格運用開始」とか「『特定電子メールの送信の適正化等に関する法律』施行」とか、法令や規格の内容は進展してきているものの、その立法意志に沿うように法令が整えられ、産業界や人々の生活へ広く普及しているかといえば、大いに疑問がある。

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