Scribble at 2025-09-01 22:02:44 Last modified: 2025-09-03 07:57:54
au/KDDI の「スマホ得するプログラム」に限らず、携帯キャリアが提供している、実質的にはリースと言ってもよい契約を利用している人もいるだろう。2年ごとに本体を返却すれば、月額の本体料金が3,000円前後で iPhone を使えるのだから、筐体を自分のものとしたい人、あるいは5年以上の長期にわたって使いたい人を除けば、僕のように、機械類に何の愛着もない人間(連れ合いも含めて、パソコンに名前なり愛称をつけていたりする人々は理解しがたいところがある)には得な契約であろう。
ただ、僕もこの契約を Android 端末を使っていた頃から利用し始めて7年くらいになるのだが、やはり利用するに当たって最も不安を感じるのは、「返却したときに、本当に引き取ってもらえるのか」ということだろう。au が本体を引き取るにあたっては、一定の傷や機能障害があると適用除外となって、何らかのサポート・オプションに加入していないと何万円かを余計に払わなくてはいけなくなる。なので、自分が使っている端末を返却して大丈夫なのかという心配があろう。よくキャバ嬢とか女子高生とかが使ってる、どうやって画面を眺めて使っているのか不思議なほど、ヒビ割れで画面が真っ白になっているような筐体は、あたりまえだが引き取ってもらえない。また、筐体に明確な破損があるのもアウトだし、充電できないのも駄目である。
しかし、スマートフォンをごく当たり前に使っていると、誰がどう扱っていようと、筐体に多少の擦り傷はつくものだ。僕は AQUOS を使っていたときは24ヶ月が過ぎても同じ機種を使い続けたので(とは言ってもバッテリーの不調で一度は本体を交換している)、本体を返却して査定を受けたことはないのだが、今回は iPhone 15 を返却して機種交換する前提でいるため、どのていどの状態で査定が通るのか、それなりに不安がある。もちろん、明らかな破損やバッテリーなどの不調はないものの、たとえばレンズの周囲に小さな擦り傷があるし、何度か落としたせいで側面にも小さなキズがある。でも、これくらいは普段の使い方で生じる傷であろうし、これで査定が通らないなら、いっそ Apple の箱から出さずに2年間を過ごす他になくなるだろう。実質的に、全くスマートフォンを使わない生活をしなければ、査定を通す方法はなくなってしまう。
また、査定するのが au の下請けで働くクラウド・ワーカーみたいな人々だったりすると、その人物の胸先三寸で全てが決まってしまう。不当な査定だといって、いちいち抗弁したり争うような暇もないわけで、Apple Care に入っていないユーザは、黙って2万円くらいを払わなくてはいけなくなるというおそれもあろう。そう考えると、黙って iPhone 15 を使い続けて、本体の残額料金を再び24分割して払い続ける方が無難ではある。何と言っても、「スマホ得するプログラム」の適用を受けるために au へ本体を返却すると、査定に不満があるからといって「本体を返してくれ。やっぱり同じ機種を使い続けたい」と申し出る権利はなくなってしまうらしいので、手放してしまうと「スマホ得するプログラム」の適用を受けるか、あるいは査定が通らずに数万円を払うかのどちらかしかなくなる。これでは、それなりに不安を感じる人がいてもおかしくない。相手から何を言われても従う他になく、法的な対応などやっても負けるし、たいてい消費者側の資金が尽きて終わる。
何度も繰り返すが、au だろうとしょせん上場企業の社員なんてスーツを着ているだけのチンピラなので、法令遵守はもちろん誠実さのかけらもないようなヤクザ者か、自分たちの会社がほんとうのところ何をしているのか感知していないロボットばかりだ。自分たちで決めたルールが全てであって、後から違法と分かっても「テヘペロ」できるのが上場企業や大企業だと思っているフシがある。こういう連中に依存して生活するというのも不愉快な話ではあるけれど、大規模な企業でないとインフラの効率的な整備や運用・管理はできないのだから、仕方がないという面もある。