Scribble at 2023-01-09 12:12:31 Last modified: unmodified
ノートの取り方には色々な方法があって、しかしそれが体系的に調べられたり研究された事例は少ない。僕らが小学生の頃というから40年くらい前でも、ごま書房から出ていた新書版の本で幾つかの取り方(ノートのレイアウト)が紹介されていて、小学生なりに色々と工夫していた覚えがある。もちろん、上記で紹介されているような区分けを使った方法なんて、40年前ですら進学校では多くの小学生が話題にしていたようなことなのである。いまでも、たとえば僕が当サイトで公開している英語の勉強なんてものは、一部の中学生くらいなら誰でも友達と話したことがあるだろう。
しかし、繰り返すように note-taking は大規模な調査もないし、デザインや視覚心理学や教育学などの原理的な研究も圧倒的に不足しているため、こう言っては悪いが二流の研究者が適当なことを言ってたり、文具メーカーも適当なことを言って商品を出していたりするのである。高校の後輩で吉本芸人である宇治原君とかが協力したというノートにしても、実際のところ効果なんて分かったものではない。