Scribble at 2021-12-28 18:02:56 Last modified: 2021-12-28 18:10:24

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さきほど台湾の Team というメーカーが製造している microSD カード(32GB UHS-1 U1 Class 10)が届いたので、さっそく試しに Kali Linux のイメージを書き込んでみた。すると、OS は起動しているらしきことが基盤のランプで分かるのだが、ssh の接続が拒否される。調べてみると、Kali Linux については Raspberry Pi のモデルによってセット・アップ方法が異なるにもかかわらず、Kali Linux のサイトで碌な説明がないし、他のフォーラムなどにも有益な情報が乏しく、特に Raspberry Pi Zero W への "headless" なセット・アップについては、"headless" と称していながら有線で接続してから Wi-Fi の設定をしているというデタラメな事例まである(たぶん "headless" を「GUI のデスクトップ環境を使わない」という意味に誤解しているのだろう。たとえば、 https://github.com/prodseanb/headless-kali-RPi とかが典型)。

Kali Linux のインストールを説明している事例の多くは /etc というディレクトリがあることを前提に networks といったインターフェイスの定義ファイルを置けというのだが、Kali Linux のイメージを書き込んでから SD カードにアクセスしても、BOOT の直下に etc なんてディレクトリはないのだ。そんなものは OS としてのセット・アップが完了していないうちに作成されるわけがないのである。とにかく、Kali Linux も Raspberry Pi も情報が混乱してるし、それぞれの説明が「おま環(おまえが使えてるに過ぎない環境だけの話)」というものが多くて、大多数が参考にならない。

これはここ数日に渡って何度か書いていることだが、他人に読んでもらうにあたって、自分がどれだけ特殊な環境を前提にしてしまっているかという自覚がないまま、哲学の教科書を書いたり Raspberry Piについての説明をしているという自覚が書き手の側に全く欠落しているのである。もちろん、公に文章を書く素人なのだから当然といえば当然だが、二言目には「誰かの役に立てれば幸いです」式の、実は卑怯旋盤な無責任野郎が使う偽善的な言い訳を並べておけば、未熟でクズ同然のウェブ・ページを放置しても許されると思っているのだから始末が悪い。そんなものが何十億と公表されようと、クズをどれほど集めてもデカいクズにしかならないのは自明である。そんなわけで、他にいろいろと探しているところだが、手がなければ素直に Raspberry Pi OS を入れなおして Bullseye へとアップ・グレードするしかないのだろう。

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